園芸・DIY用品を見ていると、greenworksという会社が目に入りますよね。
価格も抑えめだけど、海外製品なので品質が気になる方は多いでしょう。
- greenworksってどんな会社なの?
- 実際製品は使えるのか使えないのか気になる
- おすすめの商品や特徴があれば知りたい
greenworksの製品を購入しようか悩まれる方は、上記のような疑問を抱く場合もあるでしょう。
そこでこの記事では、greenworksの製品を実際に使った筆者が「greenworks社の特徴とおすすめ商品」についてまとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
greenworksとはどんな会社なの?バッテリー駆動式で幅広いラインナップ

greenworksは電動工具を開発しているブランドです。
取り回しが良く扱いやすい、充電式の電動工具をメインに販売しています。
屋外の作業でも使いやすいため、DIYや造園用のツールがとくに人気です。
greenworksとは
greenworksは創業からの年月が浅い、新進気鋭の企業です。
日本では購入できる商品が限られるので、greenworksを知らない方も多いでしょう。
しかしgreenworksは、海外では非常に人気が高いブランドです。
消費者のニーズに素早く対応できるよう、世界各地に子会社を所有しています。
工場は中国の広大な敷地に集約しており、工場間の連携がスムーズです。
また研究開発や製造も自社の工場で行っているため、品質が安定しています。
効率よくコストを抑えた生産体制で実現できる、リーズナブルな価格設定も人気が高いポイントです。
市場の変化やユーザーニーズに合わせた商品の改善も、柔軟に行っています。
バッテリー駆動に力を入れている
greenworksは充電式の電動工具に力を入れているブランドです。
24Vから82Vまでの幅広い範囲で、リチウムイオンバッテリーを取り揃えています。
国内メーカーが販売している電動工具のバッテリーは、18Vが一般的です。
電動工具のバッテリーは電圧が高いほど大きい力を出せます。
実は同じモーター出力の場合、電圧が高いと発熱が控えめです。
高負荷時の発熱も抑えられるため、モーターの保護停止が起こりにくくなっています。
またgreenworksのバッテリーはパワフルなだけではなく、価格の安さも魅力です。
交換用のバッテリーも販売しているので、寿命を気にせずに使えます。
さらにgreenworksのバッテリーは同じ電圧の製品と併用可能です。
ラインナップが幅広い
greenworksはさまざまな種類の電動工具を販売しています。
日本で購入する場合は、Amazonの公式ショップから購入すると手間が少ないです。
Amazonで購入できるgreenworksの電動工具から、おすすめの商品をご紹介します。
- ガーデンバリカンセット
- パワーブロワー
- ドライバーセット
ガーデンバリカンセットは芝生用と庭木用の両方に使えるツールです。
ブレードをワンボタンで交換できるため、気軽にブレードを変更して活用できます。
パワーブロワーは洗車後の水滴や落ち葉飛ばしに最適です。
風量の調整が可能なので、用途に合わせた使い方ができます。
ブロワーに関しては以前商品を提供していただいたので、下記記事も参考にしてください。
ドライバーセットは、インパクトドライバーとドリルドライバーのセットです。
お手頃価格な上、バッテリーや充電器も付属しています。
greenworksの工具や園芸用品は実際どうなの?エンジン式と比べてどう?

greenworksのラインナップは、DIY用や造園用がメインです。
パワフルで扱いやすい電動工具を、リーズナブルな価格で販売しています。
そのため家庭用としてだけではなく、仕事用のツールとしても十分に活躍するでしょう。
ここではgreenworksの造園用ツールにスポットを当ててご紹介します。
エンジン式にも劣らないパワー
造園用ツールの動力源は、以下の3種類に分けられます。
- エンジン式
- 充電式
- AC電源式
仕事用のツールは、ハイパワーなエンジン式が主流でした。
しかし近年では排出ガスの規制により、充電式やAC電源式の需要が高まっています。
それによりメーカーではエンジン式に劣らないパワーを持ったツールの開発が進みました。
greenworksは80Vの高電圧バッテリーを搭載した、ハイパワーなツールを販売中です。(ただし2022年3月現在では日本で販売されていない状態)
エンジン式に劣らないパワーを発揮できるため、山林業や農業用のツールとしても活躍できます。
- 電動式チェーンソー(80V)は、45ccのエンジン式に相当するパワー
- 80Vの刈払機だと、エンジン式26cc相当のパワー
満充電で行える作業の目安は、以下の通りです。
- チェーンソーは最大160カット
- 刈払機の連続で駆動できる時間は最大90分
Amazonで手軽かつ安価に購入可能!
greenworksの電動工具はAmazonで手軽に購入できます。
しかしAmazonで購入できるのは、バッテリー電圧が40Vまでの工具です。
40Vバッテリーの電動工具でも、家庭用になら十分なパワーがあります。
仕事用にする場合は、バッテリーを複数用意しておくと安心でしょう。
バッテリーもAmazonで安価に購入できます。
- 電動式チェーンソー(40V)は19,000円程度
- 刈払機(40V)が14,000円程度
- 40V2ahのリチウムイオンバッテリーは7,000円前後
電動工具の使用頻度が少ない方には、24Vシリーズがおすすめです。
- 電動式チェーンソー(24V)は18,000円程度
- 刈払機(24V)が12,000円程度
- 24V4ahのリチウムイオンバッテリーは7,000円前後
- 24V2ahのリチウムイオンバッテリーは5,500円前後
24Vの電動チェーンソーも以前ご提供いただいたので、気になる方は下記の記事も参考にしてくださいね。
greenworksのデメリットや少し気になる点は?まだ日本では入手しづらい

初めてgreenworksのツールを購入する場合、デメリットが気になる方もいるでしょう。
ここでは初めて購入する方でも安心できるように、greenworksのデメリットをお伝えします。
デメリットが分かっていれば安心して利用できるメーカーなので、ぜひ検討する際の参考にしてください。
公式サイトは日本語対応が遅れ気味?
greenworksは海外に拠点があるグローバルなブランドです。
そのため公式サイトは英語で作られています。
サイトの上部にあるタブで言語を変更すれば、日本語の表記に変換可能です。
しかし全ての文字が変換される使用にはなっていないため、重要な文章しか変換されません。
項目を選ぶタブが英語表記のままなので、二つの言語が入り混じり非常に見づらいです。
まだ作られていないページもあり、掲載されている情報が不十分だと感じる方もいるでしょう。
しっかりと情報を読み込んで検討したい方には、Amazonからの購入がおすすめです。
Amazonの公式サイトなら、詳しい商品説明が日本語で記載されています。
代理店も無いので全商品は手に入りにくい
日本にはgreenworksの代理店がありません。
そのため日本でgreenworksの電動工具を入手する際は、以下の方法で購入しましょう。
- Amazonの公式ショップから購入する
- 海外の市場から輸入する
どちらの手段を使っても、高電圧バッテリーを搭載したツールの購入は困難です。
- Amazonの公式ショップで購入できるのは40Vまで
- 160Whを超えるリチウムイオンバッテリーは航空危険物に該当するため、輸入の手段が限られる
40V以下の電動工具を入手するなら、Amazonの利用が便利です。
国内メーカー品の購入と同じように、少ない手間で購入できます。
コンセプトは近い将来を意識しているので今後に期待
近年では環境問題が注目され、世界各地で排出ガスの規制が厳しくなっています。
日本も排出ガスに対する規制が厳しくなり、2020年1月には自主規制の新基準も適応されました。
そのため世界中でエンジン式から電動式への移行が進んでいます。
greenworksは再生可能エネルギーである、充電式の電動工具を開発し続けているブランドです。
エンジン式に劣らないパワーのツールも販売しているため、今後は注目度が高まるでしょう。
充電式の高電圧化が進めば、国内に流通するgreenworks製品の増加も期待できます。
greenworksは高電圧バッテリーも安価なので、国内で購入できるラインナップが増えれば人気も高まりそうです。
まとめ:greenworksは日本ではまだまだだけど今後に期待!

greenworksは充電式の電動工具を販売している、新進気鋭のブランドです。
日本で手軽に購入できるモデルは、40Vまでと制限されています。
しかし海外では80Vの高電圧ツールも販売中です。
日本でも高電圧ツールを購入できるようになれば、エンジン式に変わるツールとして活躍するでしょう。