今回greenworks様より、24Vの電動チェーンソーを提供いただきました。
今やバッテリーの能力向上に伴い、エンジン式以上に扱いやすい機種も多く販売されています。
- greenworksの24V電動チェーンソーって実際どうなの?
- どんな人におすすめ?扱いやすい?
上記のようにお考えの方は、greenworksの24V電動チェーンソーは非常におすすめかもしれません。
具体的にレビューしてみた内容をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
greenworksの24V電動チェーンソーの詳細について
greenworksはDIYや造園に使いやすい、屋外用の電動工具を扱うブランドです。
充電式の製品を展開しているブランドなので、チェーンソーもクリーンなバッテリー式を販売しています。
バッテリー式の電動工具は取り回しが良く、メンテナンスも容易です。
ここではgreenworks電動チェーンソーのスペックや、魅力をお伝えします。
スペック
greenworksの24V電動チェーンソーは、手軽に扱える重量とサイズです。
- 工具のサイズは長さが588mmで幅170mm、高さは234mm
- バッテリーを付けていない状態の重量は2.6kg
- ハンドルの形状はリアハンドル型
切断能力の詳細は、以下の通りです。
- 無負荷のチェーンスピードは7.8m/s(一秒間に7.8mチェーンが進む)
- チェーンピッチが3/8インチ(9.53mm)
- ガイドバーの長さは12インチ(チェーンを装着する金属プレートが305mm)
- チェーンゲージが0.50インチ(連結パーツの幅12.7mm)
バッテリーに関するスペックも、下記にまとめました。
- 電源は4.0Ahのリチウムイオンバッテリー
- 電圧が24V
- フル充電でできる切断量の目安は、100mmの杉角材なら約90本
特徴や魅力
greenworksの24V電動チェーンソーは程よいサイズと重量な上、コードレスなので取り回しがしやすいです。
本体の上部と後部を持って操作するリアハンドル型なので、両手の間隔を広く取って安定した姿勢で作業ができます。
付属のチェーンカバーをつければ、広い土地や山中に持ち運んで使う際も安全です。
コンパクトなチェーンソーですが、ガイドバーは長めな上にパワーもあります。幅広い木材もパワフルに切断できるのが強みです。
またgreenworksのチェーンソーはエンジン式と異なり、ガソリン燃料を管理する必要がありません。
ニオイや排気ガスが出ないだけではなく、動作音もチェーンソーのわりには控えめです。
ブラシレスモーターを採用しているので、モーターの静音性も高くメンテナンス性に優れています。
greenworks24V電動チェーンソーを開封!付属品やバッテリー
greenworksは海外メーカーなので、表記の言語が気になる方もいるでしょう。
24V電動チェーンソーの化粧箱は各所が日本語表記、取扱説明書は全て日本語です。
ここではgreenworks電動チェーンソーのパッケージ内容や、本体の外観についてお伝えします。
パッケージの内容
greenworks電動チェーンソーのパッケージ内容は、以下の通りです。
- チェーンソー本体(チェーンカバーつき!)
- リチウムイオンバッテリー
- バッテリー用充電器
- 取扱説明書
チェーンソーのボディとバッテリー、充電器はフィルムで梱包されています。
本体が組み上がった状態で届くため、自分で組み立てる手間がありません。
取扱説明書は以下の3種類です。
- チェーンソー本体用
- バッテリー用
- 充電器用
取扱説明書は全て日本語でわかりやすく書かれている上、安全面や使用上の注意点も細かく記載されています。
※潤滑油用のチェーンオイルは付属していないので、使用する前に用意しておきましょう。
本体の外観
チェーンソー本体の外観は、化粧箱と同じ黄緑色です。
ボディの樹脂は肉厚感があるため、頑丈な印象を受けます。
後部のグリップにロック解除ボタンとトリガーがあり、ボタンとトリガーを握り込んだ状態で保持できる形です。
そしてボディの右側面にチェーンの張りを調整するダイヤル、左側面にはチェーンオイル用のタンクがあります。
作業中にチーンが伸びても右側のダイヤルを回せば、工具を使わずに張りの調整が可能です。
トリガーやスイッチ、ダイヤルが大きめなので革手袋を装着したまま操作できます。
オイルタンクの一部が白い樹脂になっているため、オイル残量の確認も容易です。
またgreenworksの24V電動チェーンソーは、オレゴン製のチェーンを採用しています。
国内メーカーのチェーンソーも、大半がオレゴン製のチェーンです。
バッテリーについて
greenworks24V電動チェーンソーに付属しているバッテリーや充電器の特徴は、以下の通りです。
- パワフルな4Ah
- 充電状況がわかる(充電時は点滅、完了すると点灯)
- バッテリー残量も確認できる
- スマートフォンの充電に便利なUSBポートつき
- greenworksの24Vシリーズ製品と併用可能
- 充電時間は60分
充電状況は充電器のランプで、残量はバッテリー本体で確認可能です。
USBポートはバッテリー上部の四角い小窓をスライドすると出現します。
モバイルバッテリーにもなるため、外出先や緊急時でもスマートフォンを充電できて便利です。
また充電器とバッテリーにはPSEマークがついています。
PSEマークは国内の安全基準を満たしている証です。
greenworks24V電動チェーンソーを使ってみた感想は?
greenworksの24V電動チェーンソーは価格が安い上に、3年も保証がついているお得な商品です。
しかし購入を決めるのには価格やスペックだけではなく、使用感も大事なポイントになるでしょう。
そこで使用感が分かりやすいように、ここでは実際に使った感想をお伝えします。
意外と音は大きいがエンジン式と比べれば静か
チェーンソーは大きな音を発する工具です。
電動式だとチェーンとモーターの回転音、エンジン式ならエンジン音も加わります。
そのため回転しない切断工具(ジグソーやレシプロソー)に比べると、音が大きく感じてしまうでしょう。
負荷がかかる切断時には、さらに音が大きくなります。
切断時に発する騒音レベルの目安を、下記にまとめました。
- 電動式は80~100dB
- エンジン式は100dB以上
騒音レベルを日常音に例えると、以下の通りです。
- 80dBは電車の車内やゲームセンターの店内程度
- 90dBは犬の鳴き声やカラオケルームの音くらい
- 100dBは電車が通るときのガード下や、自動車のクラクション
greenworksの24V電動チェーンソーはブラシレスモーターを搭載しているため、チェーンソーとしては音が小さめです。
チェーンスピードの速いエンジン式だと、耳栓やイヤーマフが必要になるケースもあります。
パワフルで扱いやすいサイズ感
greenworks24V電動チェーンソーの使用感を、作業の流れに沿ってご紹介します。
ハンドルのグリップ感がよく、安定した姿勢を保てる
ロック解除ボタンを押しながら、トリガーを握るだけ
ハンドルガードが分厚くて安心
ガイドバーがローキックバック仕様だから安全性が高い
本体を支えるだけで刃が木に沈み込んでいく
直径15cmほどの庭木が2~3秒で切れた
カットしたあとの断面もキレイ
数本の木材を切断した印象は、以下の通りです。
- コードレスな上にコンパクトサイズなので、小回りがきいて扱いやすい
- 結構太めの木材も切れて、家庭用なら充分なパワー
- 自動でチェーンオイルが吐出されるから、連続で使用しても焼付けの心配がない
- 程よい重量があるため、安定感があるのに疲れにくい(軽すぎるとキックバックや振動が多くなる)
動作時間は短いので予備バッテリーは必要かも
国内ブランドのバッテリーは18Vが主流なので、greenworksの4Ah24Vバッテリーならパワーは十分です。
しかし連続の稼働時間が30分なため、作業量によっては短く感じるかもしれません。
ですがバッテリーのもちは連続で運転させる時間や、切断する木材の種類で変わります。
切断量の目安が杉角材(100mm)なら約90本ほどです。
そのため自宅で少しだけ使う方や、休みながら使う方は一つのバッテリーで十分でしょう。
連続してスムーズに作業したい方には、予備バッテリーの購入をおすすめします。
使い切った直後のバッテリーは冷えるまで充電できない上、満充電までは60分ほど必要です。
greenworksのバッテリーは単体でも販売しているため、使用してみてから購入を検討しても良いでしょう。
バッテリーはほかのgreenworks製品と併用できるので、同じシリーズを揃えればさらに活用できます。
まとめ:greenworks24V電動チェーンソーは扱いやすくパワーもある!
greenworksの24V電動チェーンソーは、コンパクトなサイズのチェーンソーです。
コンパクトサイズでもパワーはあるため、太めの木材もかんたんに切断できます。
程よい重量とガイドバーがキックバックを抑える上、ロック解除ボタンやハンドルガードもついていて安全性が高いです。
手軽に扱えるチェーンソーなので、初めてチェーンソーを使う方にもおすすめできます。