のど飴は乾燥や咳が出るときに効果的なので、多くの方が愛用しています。
とはいえ種類が多すぎるため、何がおすすめなのか分かりづらいですよね。
- のど飴のおすすめを症状別に教えて欲しい
- どんな点に効果的なのかも知りたい
のど飴のおすすめ商品を探している際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、「症状別にまとめたのど飴のおすすめ商品」についてまとめました。ぜひ参考にしてください。
目次
のど飴は効果があっておすすめ!乾燥にも適していると感じている人が多数
のどが乾燥すると、以下のトラブルを引き起こします。
- ウィルスや細菌がのどに貼り付き、風邪やインフルエンザに感染しやすくなる
- のどが荒れて痛くなる
- 声がかれる、または声を出しにくくなる
のどの乾燥対策には、のど飴によるケアがおすすめです。
実際にのど飴を乾燥対策に使っている方が多い
のどの乾燥対策には、いくつかの方法があります。
対策をしている方へのアンケートによると、以下の方法が上位でした。
- 水分をとる
- うがいをする
- のど飴をなめる
- マスクをする
のど飴による乾燥対策は、約7割の方が効果的だと回答しています。
飴の成分によって効果が異なるため、のどの調子と合った商品を選べばさらに効果的です。
- のどが痛い場合は医薬品を選ぶ
- 軽いのどトラブルを改善するなら医薬部外品
- のどや鼻をスッキリさせたいならメントールやミント入り
- ボイスケアにはハーブ入りがおすすめ
- ノンシュガーは頻繁にのど飴をなめる方や子ども用にぴったり
のど飴をなめる対策方法は、持ち運びや購入が容易です。
ほかの対策も一緒に行うと、さらに効果が高まります。
鼻の奥にも違和感がある場合は、保湿ケアも一緒に行いましょう。
のどの乾燥対策を習慣にすれば、外部からの刺激が多い季節でも快適に過ごせます。
のど飴には種類がある
のど飴を成分や効果で分類すると、3つの種類に分けられます。
- 医薬品
- 医薬部外品
- 食品
医薬品タイプの特徴は、以下の通りです。
- 咳や痰、のどの痛みを改善する成分が配合されている
- 有効成分による効能や効果が高い
- 副作用のリスクがある
- 購入場所は薬剤師や登録販売者のいる店舗に限られる
医薬部外品タイプの特徴も、下記にまとめました。
- のどの乾燥や腫れをゆっくりと改善する
- 有効成分による一定の効果が認められている
- 医薬品よりも副作用のリスクが少ない
食品タイプには、以下の特徴があります。
- 有効成分が配合されていないため、はっきりとした効能や効果は認められない
- はちみつやハーブといった、のどに良いとされる成分が含まれている
医薬品と医薬部外品は成分によって効果が異なるため、症状に合った商品を選ぶ必要があります。
食品タイプは副作用がないので、日常的なのどの乾燥予防におすすめです。
とりすぎには注意が必要
のど飴を舐めすぎると、以下のトラブルを引き起こす危険があります。
- 虫歯や肥満の原因になる
- のどの免疫力が低下し、菌やウィルスを排除しにくくなる
- 症状がのど飴の効能で和らぎ、隠れている病気に気が付かない
のどの粘膜には異物を排除する突起があり、突起を保護するには唾液の働きが重要です。
しかし飴を舐めすぎて唾液の消化活動が活発になると、保護する働きが鈍くなって免疫力は弱まります。
医薬品や医薬部外品の飴は、とくに注意が必要です。
- 過剰に摂取した場合は粘膜を痛める
- 連続して舐めると有効成分が働きすぎる
- 副作用を引き起こすリスクが高まる
医薬品や医薬部外品の飴は必ず服用用法や用量を守ってしましょう。
以下の症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
- 症状が重たい、または長引いている
- のど飴を舐めても症状が緩和しない
- 熱や鼻水といった症状もある
のど飴のおすすめはどれ?乾燥や咳と症状別におすすめの商品をご紹介!
のど飴は商品によって用途や効能が異なります。
そのため症状や用途に合わせてのど飴を選ぶと良いでしょう。
ここではのど飴を用途で分類して、おすすめの商品をご紹介します。
乾燥対策におすすめの商品
のどの乾燥対策には、手軽に購入できる食品タイプをおすすめします。
- 爽快感が強めの商品を探しているなら、龍角散ののどすっきり飴(龍角散)
- ハーブ系が苦手な方には、はちみつきんかんのど飴(ノーベル)
- 一袋でいろいろな味を楽しみたいなら、ノンシュガー果実のど飴(カンロ)
龍角散ののどすっきり飴には、以下の特徴があります。
- 19種類の国産ハーブや龍角散が配合されており、飴の中にハーブが練り込まれている
- のどをいたわる成分が多く含まれている
- ハーブの味や香りが強い個性的な味わい
龍角散の風味がニガテな方は、味付きの商品を選べば食べやすいです。
はちみつきんかんのど飴の特徴も、下記にまとめました。
- きんかんをはちみつにじっくり漬け込んだ製法
- のどまで広がるきんかんペーストが飴の中に入っている
- はちみつの甘さと、きんかんの甘酸っぱさを楽しめる
- 柑橘類の苦みは少なく、やさしい味わい
ノンシュガー果実のど飴は、以下の特徴がある商品です。
- 果実とハーブに加え、ビタミンCも配合されている
- 一袋で4種類のフルーツ味を楽しめる(季節によってフレーバーが変わる)
- ノンシュガーだからカロリー控えめ
- フルーツの甘さと、ハーブのすっきりとした味わい
咳が出るときのおすすめ商品
咳が出ているときには、有効成分による効能や効果が高い医薬品タイプを選びましょう。
下記の医薬品タイプは子ども(5歳以上)でも服用可能です。
- 浅田飴せきどめ(浅田飴)
- ルルメディカルドロップ(第一三共ヘルスケア)
- 南天のど飴(常盤薬品)
浅田飴せきどめとルルメディカルドロップはシュガーレスなので、カロリーを気にせず服用できます。
配合されている有効成分の効能は、以下の3つです。
- 気管支を拡げて、咳を鎮める
- 痰を切れやすくする
- のどの殺菌と消毒をして、炎症を抑える
3つの成分がのどに作用するので、つらい咳だけではなく痰やのどの炎症にも効果があります。
しかし咳を鎮める成分にdl-メチルエフェドリン塩酸塩が配合されているため、授乳中の使用には適していません。
常盤薬品の南天のど飴は、有効成分が南天実乾燥エキスのみです。
南天実乾燥エキスの働きだけで、以下の効果を発揮します。
- 脳の咳中枢や気管支に作用して咳を鎮める
- のどを殺菌して、炎症や腫れを抑える
- 鎮痛作用でのどの痛みを和らげる
痰を除去する効能はありませんが、のどのトラブル全般に対応可能です。
母乳中に移行する成分が含まれていないため、用法と用量を守れば授乳中でも服用できます。
のどの違和感があるときのおすすめ商品
のどの違和感や不快感を改善する際には、有効成分による効果を期待できて副作用の少ない医薬部外品タイプがおすすめです。
- ヴイックスメディケイテッドドロップ(大正製薬)
- 浅田飴ガードドロップ(浅田飴)
- ルルのど飴DX(第一三共ヘルスケア)
ヴイックスメディケイテッドドロップと浅田飴ガードドロップの有効成分は、うがい薬成分のCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)です。
有効成分がのどや口腔内の細菌と消毒を行い、以下のトラブルを改善します。
- 炎症や腫れによる、のどの痛み
- のどの荒れや不快感
- 口臭の除去
どちらの商品も妊娠や授乳中は、かかりつけ医へ相談してからの服用が望ましいです。
5歳以上なら子どもも服用できます。
ルルのど飴DXには6種類の生薬が配合されており、のどのトラブルに作用します。
- 炎症を鎮める(カンゾウ)
- のどの痛みを抑える(ショウキョウ)
- 痰を切れやすくして排出を促す(ほか4種)
妊娠や授乳中でも気軽に服用できますが、対象年齢が15歳以上なので子どもの服用には注意してください。
浅田飴ガードドロップとルルのど飴DXは、1粒あたりのカロリーが約4kcalです。
シュガーレスなのでダイエット中や虫歯を予防したい方にもおすすめできます。
まとめ:のど飴は乾燥におすすめだけど違和感が続くなら早めに通院を!
のどの乾燥を防ぐには、のど飴による対策が効果的です。
用途やのどの調子に合った商品を選べば、さらに効果が高まります。
- 日常的な乾燥対策には食品タイプ
- のどに軽い違和感があるなら医薬部外品
- 咳や痰、のどの痛みを改善するには医薬品
症状が重たい方や長引いている場合は、早めに医療機関を受診しましょう。