実はテレビの音量って、大きいほど電力を消費します。
でもどれくらい消費するのか、具体的にはわからないですよね。
- 家族が音量大きくするのでなんとか小さくしたい
- 節約になるなら音も小さくして聞きたい
- 便利なアイテムがあれば教えてほしい
テレビの音量でお困りになった際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの記事では、「テレビの音量と電気代の関係」についてまとめました。
音量が大きな家族に対する便利アイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
テレビの音量と電気代の関係とは?必要なエネルギー=電力になる
テレビの電気代は画質や機能、画面のサイズによって異なります。
出力に必要なエネルギー量によって消費電力が増減するので、大きくて高機能なテレビは電気代が高いです。
音量や明るさも、電気代に影響を及ぼします。
大きな音量を出すにはエネルギーが必要
テレビの音は、音の信号がスピーカー内を振動させることによって出力されます。
増幅した信号がスピーカーを動かし、空気に伝わった振動が音となる仕組みです。
大きな音量を出力する場合は、増幅回路で必要となる電力が増えます。
つまりテレビの音量が大きいほど電力を消費し、電気代が高くなる構造です。
同様に画面の明るさも、明るいほど電気代が高くなります。
実際どれくらい電気代に影響するの?
テレビの音量を調節した際に増減する電力は、およそ数ワット程度です。
そのためテレビの音量を調節しても、年間で数十円から数百円程度の差しかありません。
電気料金の単価は電力会社や料金プランによって異なります。
おおよその差額を知りたい方は、以下の式を使って計算してみましょう。
- 増減した分の電力(W)を1000で割り、電力(kW)に単位変換する
- 電力(kW)に電気料金の単価(1kWhあたりの金額)を掛ける
上記の式で、1時間使用した際の差額を計算できます。
1日当たりの差額を知りたい方は、1時間の差額に使用時間を掛けましょう。
明るさ調節のほうが節約には有効
増減した電力を正確に把握するのは難しいため、仮定の値を入れて計算してください。
例えば電力を2W電気料金の単価は25円と仮定した場合、1時間使用した際の差額は0.05円になります。
つまり音量の調節だけでは大きな効果が見込めず、節約の面から考えると差は少ないでしょう。
テレビの電気代を節約したい場合は、音量調節よりも明るさ調節をした方が効果的です。
詳しくは下記の記事も参考にしてください。
テレビの音量を制限したい場合はテレビ用スピーカーを用意するといいかも?
快適だと感じる音量は年齢や性別、体質や体調によって異なります。
家族間で快適に感じる音量が異なる家庭では、テレビの音量で揉めるケースも多いです。
音は遮るのが難しいため、テレビの音量が大きいと不満も大きくなります。
そのため家族間でボリュームトラブルが生じた場合は、小さい音を好む方に合わせましょう。
大きな音でテレビを楽しみたい方には、テレビ用スピーカーの導入をおすすめします。
テレビ用お手元スピーカーとは
テレビ用お手元スピーカーは、テレビの音を出力する専用スピーカーです。
音楽用のスピーカーは音ズレしやすいため、テレビ用のスピーカーには向いていません。
テレビ用のスピーカーには、映像と音声がズレにくいテレビ専用の製品を選びましょう。
オーディオテクニカの、SOUND ASSISTお手元テレビスピーカーがおすすめです。
SOUND ASSISTは接続がかんたんな有線タイプなので、手軽に高音質の音声を楽しめます。
はっきり音機能を搭載しており、人の声も聞き取りやすいです。
家族間で快適に感じる音量が異なる場合は、テレビ用スピーカーの導入を検討してみましょう。
テレビに内蔵されているスピーカーのみでは、家族全員が快適だと感じる音量に調整するのは難しいです。
大きな音で聞きたい方が調整用のスピーカーを使えば、みんなが快適だと感じる音量でテレビを視聴できます。
テレビが遠くても音量上げずに済む
テレビ用お手元スピーカーを使うとスピーカーとの距離が近くなるので、音量を大きくしなくても聞こえやすくなります。
そのためテレビ用のお手元スピーカーは、以下のような方に最適です。
- 老齢による聴力の衰えで音が聞こえにくい方
- 大きな音でテレビを楽しみたい方
- セリフやアナウンスを聞き逃したくない方
- 家族に気兼ねせず深夜番組を視聴したい方
- テレビから遠い場所でも、テレビの音を聞きたい方
スポーツ観戦やキッチンからの視聴時に、ボリュームトラブルは発生しやすいです。
またテレビの音量は上げすぎると、家族だけではなく近隣住民とトラブルになる場合もあります。
家庭内や近隣とのトラブルを回避するためにも、テレビ用スピーカーの導入を検討してみましょう。
まとめ:テレビの音量を下げれば電気代は下がる!でも効果は限定的
テレビの音量を下げると消費する電力が減り、電気代が安くなります。
しかし音量調節で増減する電気代は少額です。
テレビの電気代は、音量調節よりも明るさ調節の方が節約できます。
大きな音量を制限したい場合は、テレビ用スピーカーの導入がおすすめです。