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夏の弁当で菌が繁殖するのが心配…夏におすすめの弁当箱とは?

夏場のお弁当は、弁当箱を変えるだけで劇的に長持ちします。

とはいっても、どんなお弁当箱を選んだらいいかわかりにくいですよね。

  • 長く保存できるお弁当箱を教えてほしい
  • とにかく最強な長持ち弁当箱ってあるの?
  • 悪くなりにくいおかずも知りたい

夏用にお弁当箱を新調しようと思った際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「夏場に最適なお弁当箱のおすすめと腐りにくいおかず」についてまとめました。

はじめて購入する方でも迷わないように、詳しく解説しています。ぜひ参考にしてくださいね。

夏の弁当で菌が繁殖しづらい弁当箱は?食べ物が長持ちするおすすめ商品4選

引用:Amazon
  • 「湿度の高い季節は食中毒が心配」
  • 「暑い時期はお弁当を諦めた方が良いのかな」

と毎年悩んでいる方も多いでしょう。

お弁当が腐りやすい温度は30~40℃なので、適温を維持できればお弁当は腐りにくくなります。

余計な水分も細菌が好むため、夏のお弁当には大敵です。

そこで夏でも安心して使えるお弁当箱はどんなものがあるか、値段や使い勝手を考えて厳選しました。

ぜひ購入の参考にしてください。

1.ステンレスまたはアルミのお弁当箱

シンプルな夏用のお弁当箱が欲しい方には、ステンレスやアルミ製のお弁当箱が最適です。

ステンレスやアルミ製のお弁当箱は熱伝導性が高く、保冷剤と一緒に包めば保冷効果がお弁当全体へ伝わります。

そのうえキズがつきにくいため、細菌がキズに入り込むリスクも少なく衛生的です。

ステンレス製で選ぶなら、工房アイザワのランチボックスは見た目も機能性もハイレベル。

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老舗道具店の工房アイザワが販売するステンレス製品は、機能美を重視した美しいデザインで品質も良いです。

また工房アイザワのランチボックスは形やサイズの種類が多く、1段タイプと2段タイプから選べます。

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1段タイプは4,000~4,500円程度、深型と2段タイプは5,000~6,000円程度で購入できます。

アルミ製のお弁当箱なら、Skaterのふわっと盛れるアルミ製弁当箱がおすすめです。

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スケーター(Skater)
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厚みのあるフタに留め具が付いているので、おかずをつぶさずにしっかりと密閉できます。

Skaterのアルミ製弁当箱は

  • 600ml
  • 850ml
  • 1000ml

の3サイズです。

カラーは4色あり、2,000円ほどで購入できます。

2.まげわっぱ

粋な夏用のお弁当箱を探している方には、まげわっぱタイプのお弁当箱がおすすめです。

まげわっぱタイプのお弁当箱は、天然木の薄板を曲げて作っています。

天然木が水分を調節するので、保冷剤と一緒に持ち歩いても結露が起きにくいです。

また細菌が好む余計な水分も天然木に吸収されるため、細菌の繁殖を抑えられます。

まげわっぱタイプのお弁当箱には、栗久の秋田杉を使ったまげわっぱがおすすめです。

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外側は洗いやすいウレタン塗装、内側は白木のまま仕上げられています。

現代風にアレンジしたモダンなデザインのまげわっぱを、伝統の技術で手づくりした美しいお弁当箱です。

栗久のまげわっぱは、8,000~18,000円程度で購入できます。

3.保冷剤と一体型になっているお弁当箱

お弁当を確実に冷やしたい方は、保冷剤と一体になったお弁当箱がおすすめです。

一体型のお弁当箱にはフタに保冷機能がついているタイプと、フタに保冷剤をセットするタイプがあります。

保冷機能がついているタイプはフタを冷凍庫で凍らせて使うため、忙しい朝でも保冷剤を入れ忘れる心配がありません。

一体型のお弁当箱には、三好製作所のGEL-COOLシリーズがおすすめです。

保冷機能がついているタイプなので、保冷剤が密着して食べ物の鮮度を保ちます。

GEL-COOLシリーズはカラーやサイズが豊富にあり、好みのお弁当箱を見つけやすいです。

ホッキョクグマのイラストが可愛らしいGEL-COOまや、古代土佐杉を使った木製のお弁当箱mWoodにも保冷機能がついています。

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三好製作所(Miyoshi Seisakujyo)
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三好製作所のGEL-COOLシリーズやGEL-COOまは1,000~3,000円、mWoodは8,500円ほどで購入可能です。

4.保温ジャータイプ

夏でも温かいご飯が食べたい方や、夏だからこそ冷たいランチを楽しみたい方には保温ジャータイプがおすすめです。

保温ジャータイプは温度を維持するので、細菌が繁殖しやすい温度を避けて保存できます。

温かいご飯や汁物だけではなく、冷たいデザートやスープの保存も可能です。

しかしおかずは高温を維持しにくいため、他のお弁当箱に詰めて保冷剤で保存しましょう。

保温ジャータイプには、サーモスの真空断熱スープジャーがおすすめです。

スープジャーなら具材が大きな汁物も食べやすく、コンパクトなので持ち運びにも便利です。

サーモスの真空断熱スープジャーは温度を維持する性能が高く、保温力だけではなく保冷力にも優れています。

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真空断熱スープジャーのサイズは270mlから500ml、2,000~3,000円程度で購入できます。

夏でも弁当箱のものが腐らない!真空パックのお弁当なら炎天下でもOK?

引用:Pixabay

内部の空気を抜いて真空にできるお弁当箱を使うと、夏でも食べ物が腐りにくいです。

箱型の真空パックなので、食べ物の形をそのままに真空保存できます。

お弁当箱としてはもちろん、料理の下ごしらえにも使える便利な保存容器です。

空気を遮断すると腐敗菌の繁殖が抑えられる

腐敗菌やカビを繁殖させるのは、下記3つの項目です。

  • 適度な温度
  • 水分
  • 酸素

真空状態にすると酸素を遮断し密閉するため、腐敗菌やカビの増殖を抑え新たな細菌も侵入しません。

また真空お弁当箱は水蒸気の圧力で酸素を押し出し真空にするタイプと、専用ポンプで空気を抜いて真空にするタイプがあります。

※専用ポンプは別売りなので、お弁当箱に合ったポンプを購入しましょう。

水蒸気の圧力で真空にするタイプは、ご飯やおかずの水蒸気を利用します。

ご飯やおかずを熱々のまま詰める必要があるため、冷めたご飯は温めなくてはなりません。

朝に作らなくても大丈夫?前日の夜でOK!

真空状態にすると腐敗菌やカビの増殖を抑えられるため、ご飯やおかずを詰めてから長時間の保存ができます。

そのため夕飯をその日のうちにお弁当箱へ詰めて真空状態にしておけば、翌日の昼に食べても大丈夫です。

常温で24時間の保存ができる製品もありますが、心配な方は粗熱を取ってから冷蔵庫で保存しましょう。

真空で密閉するメリットは、以下の2つです。

  • 旨味や風味の流出が少ない
  • 美味しい状態を保ちながら長時間の保存が可能

ほかにも調味料の浸透効果が高まり、味が染み込んでさらに美味しくなるのです。

おすすめの真空お弁当箱!

保存用の真空容器は透明なタイプが多く、中身が丸見えなので普段使いのお弁当箱には向きません。

お弁当箱として使うなら、Skater(スケーター)の真空お弁当箱をおすすめします。

電子レンジや食洗器に対応した、使い勝手の良いお弁当箱です。

Skaterの真空お弁当箱は、以下の3サイズから選べます。

  • Sサイズ(450ml)950円程度
  • Mサイズ(600ml)1,200円程度
  • Lサイズ(800ml)1,350円程度

専用ポンプを使って真空にするタイプなので、別売のポンプを購入して使いましょう。

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別売の専用ポンプは、600円程度で購入できます。

腐りにくいおかずってなにがある?少しでも傷みにくいおかずを選ぼう

引用:Pixabay

家族の健康を守るため、お弁当箱だけではなく食材にも気を配りたい方も多いでしょう。

そこで夏でも腐りにくいおかずや、傷まないように調理するポイントをまとめました。

夏のお弁当に合った食材や調味料を選ぶと、食中毒のリスクが減少します。

腐りやすいおかずについて

水分が多く含まれる食品は低温でも腐りやすく、食材から出た水分は雑菌の温床にもなります。

夏のお弁当には、以下のような水分が多いおかずは厳禁です。

  • 生野菜や果物
  • 煮物(でんぷんが多く傷みやすい芋類は要注意)
  • 半熟卵(サルモネラ属菌が繁殖しやすい)
  • 混ぜご飯やチャーハン(卵入りは特に危険)

具材の多い料理は、それぞれの具材から水分が出るので腐りやすいです。

したがって焼きそばやパスタのような、具材を混ぜる麺類も同様なので注意しましょう。

生野菜の中で、水分が出にくいミニトマトだけは例外です。

ミニトマトのヘタは細菌や水分が溜まりやすいため、ヘタを取ったあとは水分を拭き取ってカットせずに詰めましょう。

夏に最適な腐りにくいおかず

殺菌効果のある食材や調味料を使ったおかずは、夏のお弁当に最適です。

  • 梅干し(殺菌効果が狭いので、細かくして全体に使うと効果的)
  • 大葉(おかずの間仕切りにも使える)
  • お酢や醤油
  • わさびや生姜
  • カレー粉(防腐効果あり)

お弁当に野菜を入れたい場合は、野菜炒めや汁気を切ったピクルスがおすすめです。

野菜炒めは野菜の水分をしっかり飛ばし、上記の調味料で味付けしましょう。また塩分や糖分は、食材の水分を吸収します。

塩分には殺菌作用もあるため、おかずの味付けは普段よりも濃いめにしましょう。

夏のお弁当には、以下のようなおかずが最適です。

  • きんぴら
  • 揚げ物(芋類は傷みやすいので避ける)
  • 冷凍食品(自然解凍タイプ)

冷凍食品を保冷剤代わりに詰める場合は、できるだけ中央に配置します。

少しでも傷まないようにする作り方

お弁当箱や食材だけではなく、作り方や運び方にも工夫しましょう。

調理時に気を付けたいポイントは、以下の4点です。

  1. お弁当箱や調理器具はしっかり洗ってから熱湯消毒し、清潔な布で拭いて乾かす
  2. できるだけ素手で食材に触れない(清潔な菜箸やラップ、使い捨て手袋を使用する)
  3. 食材の中心まで、しっかりと火を通す(食材の中心温度が75℃以上、時間は1分以上が加熱の目安)
  4. しっかりと冷ましてから、ご飯やおかずをお弁当箱に詰める(熱で発生する水滴は厳禁)

お弁当箱や調理器具は、アルコールスプレー(人体に無害なタイプ)を吹き付けると殺菌効果が高まります。

カビキラーのキッチン用なら、食器にかかっても安全という明記があるので安心です。

食中毒菌は熱に弱いタイプが多いため、加熱せずに食べられる練り物や加工食品も火を通しましょう。

少しでも傷まないようにする運び方

外出時に工夫したいポイントは、以下の3点です。

  1. 移動時は保冷剤や保冷バッグを使う
  2. 職場に冷蔵庫がある方は、お弁当を冷蔵庫に保管する(ない方は保冷剤を使って低温を保つ)
  3. 職場に電子レンジがある方は、お弁当を再加熱してから食べる

保冷剤は水滴が付きやすいので、タオルやハンカチを使って保冷剤を包みましょう。

電子レンジでの加熱は温度にムラが出やすいため、全体の温度が高くなるように使いましょう。

まとめ:お弁当箱で夏におすすめな商品を選んで快適なランチタイムを!

引用:Pixabay

低温を維持できるお弁当箱や真空にできるお弁当箱は、夏でも細菌を繁殖させません。

夏に合わせたお弁当箱を選んで、安心して食べられるお弁当を作りましょう。

食材や調理方法も工夫すると、さらに効果的ですよ。

またご飯は、冷凍したものを持参するのも良いでしょう。おいしい冷凍ご飯の方法については、下記を参考にしてくださいね。

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