ご飯は正しく冷凍保存すると、いつでも美味しく食べられます。
とはいっても、正しい冷凍保存の方法ってわかりにくいですよね。
- 正しい冷凍保存の方法を教えてほしい
- 冷凍後の賞味期限っていつまで?
- おすすめの冷凍容器が知りたい!
ご飯の冷凍保存を考えた際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「ご飯をおいしく冷凍するコツと冷凍保存したあとの賞味期限について」まとめました。
記事を見るだけで最適な容器と冷凍保存の方法が、すぐにわかりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ご飯の冷凍保存でおいしく食べられる期間!賞味期限は1ヶ月以内?

冷凍したご飯の賞味期限は、およそ1ヶ月です。
しかし冷凍する際の手順によっては、1ヶ月以内であっても美味しくない場合があります。
冷凍保存したご飯の賞味期限
冷凍庫の設定温度は、-18℃以下です。その中では細菌や酵素の活動が抑制され、約1ヶ月の保存ができます。
ですが冷凍開始から1週間を過ぎると、次第にご飯本来の味や風味、水分が損なわれるのです。
そのため可能な限り、1週間以内に食べたほうが良いでしょう。
食べられない冷凍ご飯の見分け方
見た目の見分け方は、以下を参考にしてください。
- 黄色くなっている
- ネバネバしている
- 糸を引いている
- カビが生えている
参考にするニオイは以下のとおりです。
- すっぱいニオイがする
- 納豆のようなニオイがする
- 明らかな腐敗臭がする
見た目やニオイに問題がなく、味を確かめる場合は以下を参考にしてください。
- すっぱい味がする
- 苦い味がする
上記のような場合、食べてはいけません。
一度腐ってしまったご飯は、再加熱(100℃以上)しても死滅しない腐敗菌がいるので注意してください。
ご飯をおいしく冷凍するコツ!正しく保管していつでも炊き立てを!

炊きたてのご飯がおいしいのは、米の中にあるデンプンが水分を吸ってアルファ化するからです。
そのためおいしく保存するなら、アルファ化を保ったまま冷凍すると炊きたての味を維持できます。
冷まさずに炊きたてを冷凍する
炊きたてのご飯はできるかぎり早めに、ラップでくるむかタッパーに移すことが重要です。
※ラップを使用すると冷凍庫のニオイが移ったり、ご飯の老化を早めたりするのでおすすめできません。
おいしい冷凍ご飯の重要な要素は、保存時に「湯気」を逃さず蒸発させないよう留めることです。
できるだけ量を減らして小分けに
保存する量はご飯の茶碗1杯分(約150g)ずつに小分けし、ムラができないよう平らにしてください。
タッパーに詰めるときは霜がつかないように、ご飯をしっかり詰めて中の空気を抜くようにします。(小さめの平らなものが良いです)
アルミトレーを使って急速冷凍
冷凍庫の温度は約-18℃なので、食中毒を起こす微生物や細菌は活動ができなくなります。
そこでアルミトレーを利用すると良いでしょう。アルミは熱伝導率が高いため、利用すると急速冷凍が可能です。
使い方はアルミトレーに小分けしたご飯を並べて冷凍するだけ。すぐに温度が冷え、かんたんに急速冷凍が行えます。
追加でご飯の上に保冷剤を乗せると、さらに効果的です。
ご飯を冷凍保存するなら容器はどんなものがおすすめ?タイプ別に紹介!

ご飯の冷凍保存には、専用の容器を用意しておくと何度も使えて便利です。
またラップでくるむ場合と違い、冷凍庫内のニオイもつきません。
Ziploc コンテナーごはん保存容器薄型2個入
側面部分には加熱をムラなく行える溝と、底部分にはご飯がベタつかないように水滴キャッチが施されています。
容量は290mlです。
イノマタ科学ごはん1膳用4個セット
フタをしたままでレンジの加熱が可能です。
蒸気がフタ部分を押し上げて、吹き出し口から排出されます。
ご飯が入る量は270mlです。
クレハキチントさんごはん冷凍保存容器
電子レンジで加熱する時は、蒸気弁を開けてフタはしたままです。
500wで約3分~3分半、1000wではおよそ2分半で温められます。
250mlほどの容量です。
まとめ:ご飯を冷凍保存したら期間に注意しながら早めに食べよう!

冷凍ごはんをなるべくおいしく食べるためには、冷凍した日付をメモしておくのも方法の1つです。
そして余ったご飯を保存するのではなく、冷凍するためのご飯を炊いて美味しい冷凍ご飯を作ってみてください。
ご飯が少し足りない、すぐ食べたい時に大活躍です。