難消化性デキストリンとは、とうもろこしのデンプンから作られた食物繊維です。
さまざまな効果効用があり、健康に役立ちます。
とはいえ、どのように効果があるのかわかりにくいですよね。
- 難消化デキストリンってなに?
- どんな効果や問題があるのか知りたい
- どのように摂ったら効果的なのか教えて
食品表示の難消化デキストリンという文字を見て、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
今回この記事では、「難消化デキストリンの効果と効果的な摂取の方法」についてまとめました。
この記事を読むだけで、どのような効果があってどのような摂取の仕方をすると効果的なのかがわかりますよ。
どうぞ参考にしてください。
目次
難消化デキストリンって何?どんな効果効用があるの?

難消化デキストリンとは水溶性の食物繊維で、とうもろこしのデンプンが原料になっています。
食物繊維不足を改善するために作られたものです。
本来日本の食生活は、和食で食物繊維がたっぷり摂れていました。
しかし欧米化の影響で、食物繊維が不足しがちになってきてしまったのです。
その結果、難消化デキストリンに注目が集まりました。体内での働きは以下のとおりです。
- 糖の吸収スピードを遅延
- 整腸作用
- 脂肪の吸収スピード遅延
- 内臓脂肪の低減
- ミネラルの吸収を促進
①糖の吸収スピードを遅延
食事と一緒に摂取すると、2糖類以上の糖質吸収を遅らせます。
食後高血糖は、生活習慣病発症リスクを増大させる要因です。
難消化デキストリンは生活習慣病の発症リスクを低減させる効果があります。
2糖類:砂糖(ショ糖)・乳糖・麦芽糖
②整腸作用
難消化デキストリンは水溶性食物繊維で、便の体積や回数を増やす効果があります。
水溶性食物繊維は大腸菌のエサとなるため、腸内環境を整えるカギに。
③脂肪の吸収スピード遅延
食事と一緒に摂取すると食事に含まれる脂肪吸収が遅延し、食後に高まる血中中性脂肪を穏やかにします。
過剰な中性脂肪は吸収せずに済むのです。
④内臓脂肪の低減
内臓脂肪と中性脂肪を低下させる作用があります。
この内臓脂肪は、必要以上に吸収された中性脂肪が蓄えられたものです。
中性脂肪が少なければ、エネルギー源としての内臓脂肪が利用されて減少していきます。
⑤ミネラルの吸収を促進
動物実験で難消化デキストリンには、ミネラルの吸収率を高める効果があると確認されています。
ミネラルは人にとって、生理機能を維持・調節するために欠かせないので嬉しい効果です。
難消化デキストリンはいつ・どんなふうに摂取すると効果が出やすいのか?

難消化デキストリンは食事とともに摂取すると効果が期待できます。
空腹時に摂取しても効果は期待できません。
血糖値に対する難消化デキストリンが与える影響は、炭水化物を摂取しなければ認められないのです。
機能性成分として食品に使用される物質なので、体に強い作用をもたらすものではありません。
リスクとしてあげられるものは、過剰摂取した際に認められる下痢です。
個人差はあります。下痢を起こさない最大摂取量は下記のとおりです。
男性:体重1kgに対して1.0g
女性:体重1kgに対して1.1g
トクホや機能性表示食品としてさまざまな食品に使われているので、重複して摂取している可能性があるかもしれません。
個々の製品表示をチェックして含有量を把握しておきましょう。
まとめ:安心・安全な食物繊維の難消化デキストリンで健康維持を!

食物繊維が、健康の維持に役立つことは広く知られています。
安全な天然由来の難消化デキストリンで、いろいろな効果を試してみてはいかがでしょう。
・LOHAStyle(ロハスタイル)難消化性デキストリン 500g
・難消化性デキストリン(dextrin)1.7kg
・GronG(グロング)難消化性デキストリン 2kg