生姜には科学的にも体を温めてくれる成分があると発見されており、冷え性改善やダイエットにも効果的な食品なんです。
とはいってもどのように生活へ取り入れたらよいのか、イメージしにくいですよね。
- 生の生姜と加熱した生姜の違いを知りたい
- 生姜をダイエット目的で取り入れるのは効果的なの?
- どんなふうに食べたらいいのか知りたい
生姜を使って健康的にダイエットしたいと考えているとき、上記の疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、「生姜を生活へ取り入れて効果的なダイエットを実現するコツ」についてまとめました。
この記事を見るだけで、生姜を使った効果的なダイエット方法がわかりますよ。ぜひ参考にしてください。
目次
生姜を使ったダイエットにオススメ!科学的にも認められた温め効果
生姜には、以下の3つの成分が含まれています。
- ジンゲロール
- ジンゲロン
- ショウガオール
上記の成分にどのような効果があるのか詳しく見ていきましょう。
ジンゲロール
ジンゲロールとは生の生姜に多く含まれていて強い殺菌効果があり、体内に侵入した細菌やウィルス等を退治してくれます。
解熱作用や鎮痛効果、抗炎症作用・抗酸化作用にも効果的です。
お刺身の薬味に生姜が使われるのも、殺菌作用を有効利用したものだといえますね。
ジンゲロン
生姜を加熱してできる成分がジンゲロンです。
特に長時間加熱した生姜に多く含まれていて、免疫力向上や血行促進といった効果があります。
血流を良くするので体を温め、発汗作用による解熱効果や脂肪燃焼・基礎代謝の向上にも繋がっていく流れです。
ショウガオール
ジンゲロン同様に生姜を乾燥・加熱して得られる成分です。
100℃以下の温度で発生する成分なので、生姜をスライスした天日干しは最適でしょう。
血行促進効果で体温も上昇するため、冷え性や肩こり・頭痛の緩和にも役立つのが特徴です。
メラニンの発生を阻害する効果があり、美白効果や脂肪燃焼を促進する効果が期待できます。
※食べすぎによる副作用も起こり得るので、1日の目安は生の生姜で10g、乾燥生姜で3gとしてください。症状としては、腹痛や下痢・胸焼けといった消化器系に障害が出やすいです。
生姜で保温効果を上げて体を温めるコツとは!?オススメのダイエット方法をご紹介
生姜は生で食べると体を冷やしてしまうため、保温効果を望む場合には乾燥・加熱したものを食べるようにしてください。
特に調理時は生姜の健康効果を、より引き出せる温度と時間があります。
80℃で3時間加熱が10倍の効果をもたらす!
温度が低い場合だと、ジンゲロールはショウガオールに変化できません。
80℃加熱が3時間継続すると、ショウガオールの量が10倍になったという研究結果があります。
<80℃生姜の作り方>
・保温水筒で作る
生姜は水洗いし、黒い部分だけ包丁で取り除き皮ごと使う。
繊維を断ち切るように2mm程の薄さに切る。(繊維を断ち切った方が食べやすい。シマ模様と平行にスライス)
保温水筒にスライスした生姜10gを入れ、熱湯を注ぐ。蓋をして3時間経過すると出来上がり。
・鍋で作る
スライスした生姜100gと水1Lを鍋に入れる。
沸騰したら火を弱めて1時間以上煮る。
<80℃生姜を乾燥>
加熱してできた80℃生姜を、天日干しや電子レンジで乾燥させる。
フードプロセッサーにかけて粉砕する。(細かくしておくとさまざまな料理にも入れやすく、使い勝手が良い)
ショウガオールを摂取すると、体の芯から熱を作り出して温めます。
つまり80℃生姜を紅茶に入れたり、スープや味噌汁に入れたりして毎日食べるだけでダイエットになるんです。
結果何もしなくても脂肪を燃やしているため、こんなかんたんなダイエットはありませんよね。
生姜で体温を温める方法とは!?ダイエットに効く成分とその特徴をご紹介
生姜の温め効果は、加熱する過程が重要ポイントです。
生の生姜では、ジンゲロールという成分で体を温める作用も十分にあります。
その生の生姜を加熱すると、温め効果絶大なショウガオールという成分に変化していくのです。
体の深部から温めて血流を促進し、新陳代謝を促し体内の機能そのものを高めてくれます。
代謝を促進するので、痩せやすい体質に変えていこうとする際に効果的です。
・生姜パウダー 生姜健美 100g
・高知県産 生姜粉末100g 蒸気殺菌工程 乾燥生姜粉末
まとめ:無理のない安心な食品で、体を温めながらダイエットを!
生姜を取り入れたダイエットは、生姜を加熱して毎日の食事や飲みものに追加するだけです。
これほど楽なダイエットはないですね。
体が温かく軽くなってきたら、少しずつ体を動かしてみると効果は倍増するでしょう。
まずは生姜を生活に取り入れるところから試してみてください。