湿気対策にはどんな方法があるのでしょうか。
あまりお金をかけずに除湿できる方法を知りたいですよね。
- 湿度は何%で湿度対策をしたらいいのか知りたい
- 家にあるものでかんたんに除湿する方法はない?
- 場所別での除湿方法が知りたい
除湿対策をしようとした際、上記のような悩みを持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では、「すぐにできるかんたんな除湿対策」についてまとめました。
この記事を見るだけで、かんたんに除湿対策ができますよ。どうぞ参考にしてください。
目次
家の中にあるものでかんたんにできる除湿対策!
梅雨時期に突入すると、湿度が80%を超える日もありジメジメとした不快感を覚えますよね。
快適な湿度は40~60%ほどです。高くなってくるとダニやカビの発生にも気をつけなくてはいけません。
家庭にあるものの中で除湿効果に優れているものを紹介していきます。
<新聞紙>
新聞紙って昔は畳の下に敷いたり、タンスの下に敷いたりして除湿剤代わりに使っていました。
1日分の新聞紙をくるくる丸めてクローゼットや押入れに入れてみてください。
濡れた靴にもクシャクシャにした新聞紙を隙間なく詰めると、翌日にはきちんと乾いた靴になっています。
防臭効果もあるので筒状にして入れておくと、嫌なニオイから開放です。
※湿気を吸いやすいのでこまめに確認して、新しい新聞紙に交換するのがおすすめです。
また新聞紙じゃなくても、よく荷物の梱包についてくる緩衝材にも同じ役割があります。無地の紙があれば試してみてください。
<コーヒーの出し殻>
コーヒーの出し殻を消臭剤として使われている方は多いと思います。
消臭効果だけではなく除湿効果もあるんです。
使用する際はまずコーヒーの出し殻をサラサラになるまで乾燥させます。
おすすめの方法は、冷蔵庫に放置することです。冷蔵庫内は乾燥しているので、お皿やトレーに出し殻を移して冷蔵庫に入れておきましょう。
冷蔵庫のニオイを取って、乾燥もして一石二鳥ですね。フライパンで乾煎りや電子レンジでも乾燥できます。
乾燥した出し殻は不織布のお茶パックに入れて、食器棚や靴箱・流し台の下においておくのがおすすめです。
<重曹>
水に溶けやすい性質を持つ重曹は、水分を吸収しやすいのです。
ジメジメして湿気がたまりやすい場所はニオイも気になります。
重曹には水分を吸収するだけではなく、消臭効果もあるのでトイレや靴箱・流し台の下に置くのがおすすめです。
・重曹
場所別での除湿方法!湿気のたまりやすい場所は?
家の中で各部屋や場所では、どんな除湿方法が効果的なのでしょうか。
場所別に対策を見ていきましょう。
<お風呂・洗面所>
家の中で一番湿気がこもる場所です。
使用後には窓を開放したり、換気扇を回したりしましょう。
スクイージーを使って水滴を落とすのも効果的です。
・スクイージー
<キッチン>
台所は洗い物や調理の際に水を使うため、湿気が溜まりやすい場所でもあります。
特に梅雨の時期は、常に除湿剤や除湿シートを貼っておかなくてはいけないので管理が大変です。
面倒な方であれば、キッチンの近くに除湿機を置いておくと良いかもしれません。
除湿機があればメンテナンスをする手間もほとんどなく、モデルによっては湿度をコントロールできます。
・除湿機
<靴箱>
仕事や学校・買い物で、ほとんど毎日靴を履くと思います。
実は靴内部は非常に湿気がたまりやすく、ある調査によると靴内部の湿度を16時間計測したところ、最高湿度99.49%を計測したほどです。
湿気がこもった状態で靴を靴箱に入れてしまうと、カビや靴箱全体が臭いを放つようになリます。こまめな除湿ケアをしましょう。
手軽にできるのは以下の4つです。
- 靴箱に除湿剤を置く
- 靴の中に10円玉を入れておく
- 消臭スプレーを振りかけておく
- 定期的に靴箱を開けて換気をする
ぜひ参考にしてください。
・除湿剤
<食器棚>
意外に見落としがちな食器棚の中も湿気によってカビが発生します。
ただし他の場所よりも比較的湿度は低いので、自宅にあるものでかんたんに除湿グッズを作ってみましょう。
- 乾燥させたコーヒーの出し殻をパックに入れて置いておく
- コップや瓶に重曹を入れて蓋をしないで置いておく
<押し入れ>
最近の建築は断熱性や気密性が優れています。そのため扉が閉まっている状態の押し入れ内は、湿気がこもりがちです。
適度に開けて換気ができればいいのですが、開けっ放しは見栄えが良くありません。
押し入れ内部には除湿剤を置いておくのが最適でしょう。
また押し入れが2段になっている場合は、上下に1つずつ除湿剤を置いておくと安心です。
・除湿剤
<タンス>
タンスも押し入れ同様に湿気がこもりやすく、カビや臭いが衣類に付着してしまいます。
除湿をするなら場所を取らない除湿シートがおすすめです。
置いておくだけで除湿ができるので、さほど手間に感じることはないでしょう。
・除湿シート
<居間・リビング>
梅雨時期や雨が続く日は、居間・リビングの大きい部屋も湿気がたまりやすく、壁紙やフローリングにカビが発生してしまうこともあります。
居間・リビングの間取りが大きいなら、除湿剤よりも除湿機を置いておく方がより経済的です。
除湿機は対応畳数が記載されてあるので、なるべく数値の大きいモデルを選んでおきましょう。そうすれば湿気に困ることは少なくなります。
・除湿機
まとめ:しっかり除湿をして快適な空間を!
日本は湿気が多い気候で、定期的に除湿を行わなくてはいけません。
今回紹介した場所別の除湿方法を参考にして、ぜひ快適な空間を保つようにしてください。