暑い季節になってくると、熱中症予防のため水分補給は欠かせません。
しかしどのような飲料で水分補給すると良いのか、詳しく知りたいですよね。
- スポーツドリンクがなぜおすすめなのかを教えてほしい
- そもそもスポーツドリンクってどういうもの?
- スポーツドリンクを手作りしたい!手軽に作れるものってある?
水分補給について考えたとき、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。
今回この記事では「スポーツドリンクが水分補給に適している理由」についてまとめました。
この記事を読むだけで水分補給にはどんな栄養素が必要で、どんな飲料を飲むと効果的なのかがわかりますよ。
どうぞ参考にしてください。
目次
スポーツドリンクの栄養素って?どんなものが入っているの?
スポーツドリンクには水分のほか、糖質や電解質が含まれています。
汗をかいたときには水分だけではなく、エネルギー源となる糖質や電解質が失われてしまうのです。そのため一定量の汗をかいた際、速やかに補充しなくてはなりません。
ちなみに電解質は下記のとおりです。
- ナトリウム
- クロール
- カルシウム
- カリウム
- マグネシウム
またスポーツドリンクには種類があり、大きく分けて下記の2つがあります。
- アイソトニック飲料
- ハイポトニック飲料
<アイソトニック飲料とは>
アイソトニック飲料は、人間の体液の浸透圧とほぼ等しい飲料です。
スポーツドリンクの浸透圧と安静時の浸透圧はほぼ同じなので、水分の吸収が素早く行われます。
そのため運動前のエネルギー補給や、運動後の水分補給に最適です。水分を早く摂りたいときに活用しましょう。
糖質は6%前後なので、飲みすぎると素早く糖質も摂取されてしまいます。飲み過ぎは注意です。
・アクエリアス
・ポカリスエット
・ビタミンウォーター
・グリーンダカラ
・ミウ プラススポーツ ブルーオアシス
<ハイポトニック飲料とは>
ハイポトニックは人間の体液より低い浸透圧で作られた飲料です。
そのため運動中の水分補給に適しており、時間をかけて水分を摂りたいときに活躍します。
また糖質が2~3%前後で作られているため、常飲するのに良いでしょう。
・ポカリスェットイオンウォーター
・ヴァームウォーター
・スーパーH2O
・アクエリアスゼロ
・アミノバリュー4000
自分でも作れるスポーツドリンク!かんたんレシピ!
わざわざスポーツドリンクを買いに行かなくても、家にあるもので作れたら良いですよね。
かんたんにできる手作りスポーツドリンクレシピを紹介します。
<レモン果汁とブドウ糖のスポーツドリンク>
材料
- 水 1L
- ブドウ糖 18g
- 塩 1.5g
- レモン果汁 50ml
水分の吸収促進は砂糖の中に入っているブドウ糖(砂糖で代用可能)によるものです。
そこでブドウ糖単体を使用すると、カロリーと糖分を抑えることができます。
レモン果汁を使えば、クエン酸やカリウムも摂取できておすすめです。
※ブドウ糖はお好みで分量を加減してください。
・ブドウ糖
<リンゴ酢を入れたスポーツドリンク>
材料
- 水 1L
- 塩 3g
- レモン果汁 15g
- 砂糖 54g
- リンゴ酢 60g
リンゴ酢を使用すると、爽やかな口当たりのスポーツドリンクになります。
砂糖をブドウ糖に変えると分量は18gです。
<フルーツジュースを使用したスポーツドリンク>
材料
- 水 500ml
- フルーツジュース 500ml
- 食塩 3g
水とフルーツジュースを1:1の割合で混ぜると、浸透圧が高くならずに吸収されやすいです。
オレンジやぶどう・りんごといったジュースでお試しください。
まとめ:水分はこまめに補給!内側から潤いを!
人間の体は約60%が水分でできています。
何もしていなくても水分は失われていくのです。
一気に水分を摂ると尿として排出されてしまう可能性があります。こまめに分けて飲むことで、効率よく吸収が可能です。
十分な潤いを持つとシワができにくかったり、痩せ体質になったりと恩恵はたくさんあります。
どうぞ水分補給はこまめにして潤いを。