暑くなってくると疲れやすかったり、食欲がなかったり気分が優れないといったことはありませんか。
夏バテを防ぐ食事や生活のリズムがあるんです。
- 夏バテの原因ってなに?
- 自分でできる夏バテ対策が知りたい
- 食欲が増進する食事メニューは?
暑くなってくると、上記のような悩みをお持ちの方がいらっしゃると思います。
今回この記事では、「夏バテ予防の食事と対策方法」についてまとめました。
この記事を見るだけでなぜ夏バテするのか、その予防や対策がわかりますよ。
どうぞ夏バテ対策の参考にお読みください。
目次
なぜ夏バテになってしまうのか?原因は暑さだけではなく生活習慣にあり!

食欲がなくなり、体がだるい、体調が優れないという感じで夏バテはやってきてしまいます。
どんな原因があるのでしょうか。具体的には下記3つの原因が考えられます。
- 温度差による自律神経の乱れ
- 体内の水分とミネラルの不足
- 暑さによる食欲の低下で栄養不足
それぞれ下記項目で詳しく解説していきます。
温度差による自律神経の乱れ
室内の温度と外の気温差が大きいと、体温調節がうまくできません。(この温度差は、5℃以上あると悪い影響が出てしまうと言われています)
そのため何度も気温差が大きい環境にいると、自律神経の働きが乱れてしまうのです。
キンキンに冷えた室内で仕事をしていたり、外出が多かったりすると温度差は大きくなってしまいます。
夏場になるとどうしても外気温との差が出てしまうので、いつも以上に注意しなくてはなりません。
体内の水分とミネラルの不足
汗をかくことで体内の水分やミネラル分が失われ、脱水症状を起こしたり、体内の電解質バランスが崩れたりしてしまいます。
適切な水分補給を行わなければならないのですが、ついうっかり水分補給を怠ると夏バテにつながりやすいです。
暑さによる食欲の低下で栄養不足
冷たい飲みものや麺類だけでは、タンパク質やビタミン類が不足して十分な栄養が摂れません。
とくに現代ではタンパク質が不足しやすいと言われており、意識的に摂らないと体の働きをうまく維持できないでしょう。
夏バテしない!自分でできる予防・対策方法は?4つのポイントから解説!

夏バテしないで暑い夏を乗り切るには、規則正しい生活を送ることが重要です。
次に上げる4つのポイントに注意して、健康的に夏を乗り切りましょう。
<食事>
暑いときは食欲が湧きません。だからといって冷たい食べものや飲みものばかり摂っていると、胃腸に負担がかかってしまいます。
胃腸の負担から食欲不振を招き、必要なエネルギーやビタミンが不足してしまうのです。
食欲が湧かず喉越しの良いものだけを摂っていると、さらに栄養バランスは崩れてしまいます。
朝食は極力一定の時間で三食きちんと摂ることが重要です。
汗をかいたら水分補給はこまめにしなければなりません。
<睡眠>
夜ふかしはせず、しっかり睡眠時間を取って疲れを翌日に持ち越さないことです。
睡眠には心身の疲労を回復させる働きがあります。
しかし疲れすぎると逆に眠れないという方がいるので、適度に落ち着いた時間を過ごせるように工夫しましょう。
少し散歩をするだけでも気分転換になります。
<運動>
適度な運動習慣で生活リズムをつけることで、自立神経の働きを整えます。
暑いときには、朝夕の日差しが強くない時間帯での運動がおすすめです。
水分補給は喉の乾きを感じてからではなく、乾く前にこまめに補給しましょう
<入浴>
温めのお湯にゆっくり浸かると、全身の血行が良くなります。
体温を調整する発汗作用が促進し、新陳代謝が促されて疲労回復に繋がるのです。
寝る1時間前を目安にぬるめのお湯に20~30分ゆっくり浸かってみてください。
夏バテに食欲増進メニューで対策を!かんたんレシピのご紹介!

夏バテ防止には不足しやすいタンパク質やビタミン、ミネラルが多く含む食品を取り入れるように心がけましょう。
中でもビタミンB群は、疲労回復や健やかな心には欠かせない栄養素です。
ビタミンB群は体に溜めておけないので、こまめに摂取しましょう。
<夏バテ防止レシピ>
・うなぎのちらし寿司
材料 2人分
- 温かいご飯 2杯
- うなぎの蒲焼 1/2尾
- きゅうり 1本
- みょうが 1本
- 大葉 4枚
- 白ごま 小さじ1
- 合わせ酢 酢 大さじ2(合わせ酢は砂糖と塩で作ります)
- ★砂糖 小さじ2
- ★塩小さじ⅓
作り方
- 酢・砂糖・塩を分量通りに量りよく混ぜ合わせておく。
- うなぎは一口大に切る。
- きゅうり・みょうが・大葉は千切りにする。
- 温かいご飯に合わせ酢ときゅうり・みょうが・白ごまを加え、しゃもじで切るように混ぜ合わせる。(粗熱をとる)
- 器に混ぜ合わせたご飯をよそい、うなぎと大葉を盛り付ける。
・納豆うどん
材料 2人分
- うどん 1玉
- ひきわり納豆 1パック
- オクラ 2本
- なめこ 1/2パック
- 大根 150g
- 梅干し 1個
- 万能ねぎ 少々
- 刻みのり 少々
- つゆ 500cc
作り方
- 大根をすりおろしておく。
- 万能ねぎ・オクラ・梅干しは細かく刻んでおく。
- なめこはさっと茹でておく。
- ボウルにひきわり納豆・オクラ・梅干しを入れ、混ぜ合わせる。
- うどんは茹でてから流水でよく洗い、冷水(氷)でしめる。
- 麺の水気を切り、器に盛り付けてつゆをかける。
- 盛り付けた麺の上に大根おろし・なめこ・混ぜ合わせた納豆と野菜・ネギ・のりをのせてできあがり。
・豚肉の大葉巻フライ
材料 3人分
- 豚ロース薄切り肉 6枚
- 塩コショウ 少々
- 大葉 6枚
- 小麦粉 適量
- 溶き卵 1/2個
- パン粉 20g
- いりごま(黒) 大さじ1
- 揚げ油 適量
- お好みでミニトマト・キャベツの千切り・レタス
作り方
- パン粉にいりごまを混ぜ合わせておく。
- 豚肉に塩コショウを振り、大葉をのせて巻いていく。
- 巻き終わったら、小麦粉⇒溶き卵⇒パン粉の順に衣をつける。
- フライパンに油を入れ、160~170℃の熱して4~5分(強火)揚げる。
- お好みでキャベツやミニトマト・レタスを皿に飾り付け、豚肉の大葉巻をのせてできあがり。
まとめ:規則正しい生活リズムと食事で夏バテを乗り切ろう!

夏バテを乗り切るためには、日頃からの生活習慣を整えておくことが大切です。
規則正しい生活リズムと質の良い睡眠を十分にとり、翌日に疲れを持ち越さないようにしましょう。
冷たい飲みものは胃腸に負担をかけるばかりではなく、不調の原因にもなってしまうので注意が必要です。
どうぞ暑い夏を元気に乗り越えましょう。