シュレッダーは意外と種類が多く、自分に合ったものを選ばないと失敗しやすいです。
とはいえどんな種類があるか、わかりづらいですよね。
- シュレッダーはどんな種類があるの?
- どんなシュレッダーを選べばいいか知りたい
- おすすめの機種を教えてほしい
家庭用シュレッダーを購入しようと思った際、上記のような疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「家庭用シュレッダーの選び方とおすすめ機種」についてまとめました。
初心者の方でも記事を見るだけで、最適な機種が見つかりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
【シュレッダー家庭用】選び方について!購入前に気をつけるポイントとは
家庭で使用するシュレッダーは種類が豊富なため、どのような機種が自分に合っているか悩んでしまいます。
シュレッダーを選ぶ際は、以下のポイントに注目すると良いでしょう。
- シュレッダーの動力
- 紙のカット方式
- 本体のサイズ
- 連続運転時間
手動か電動かで選ぶ
家庭用のシュレッダーには、以下の2種類があります。
- 手動
- 電動
手動のシュレッダーは本体のハンドルを手で回して紙を細断するため、「ハンドシュレッダー」とも呼ばれています。
刃を手動のハンドルで回すので、まとめてカットできるのは1~2枚が一般的です。
またコンセントを使わないので、使用する場所を選びません。
郵便物を数枚カットする程度であれば、ハンドシュレッダーがおすすめです。
電動シュレッダーは、コンセントにつないで使用します。
本体内蔵の刃をモーターで回転させ、紙をカットする構造です。
電気で刃を回転させるので、ハンドシュレッダーよりもパワフルにカットできます。
紙のカット方式について
シュレッダーのカット方式は、以下の3種類です。
- ストレートカット方式
- クロスカット方式
- マイクロカット方式
「ストレートカット方式」は、縦方向にだけ細断する方式のことです。
構造がシンプルなストレートカットは、ハンドシュレッダーに使われています。
またストレートカットは、細断した紙が細長く麺のような形状になるのが特徴です。
そのためほかの方式よりも、カット後の紙を判読しやすいデメリットも。
縦方向に紙をカットするのと同時に、横方向にもカットする方式を「クロスカット」といいます。
電動や手動のシュレッダーでもクロスカット方式が採用されており、最も一般的な方式です。
なおクロスカット方式は、比較的安価に購入できます。
同じ価格帯のシュレッダーで比較すると、クロスカットはまとめて細断できる枚数が多いのも魅力です。
しかしクロスカットの場合カットが細かくないため、より細かく処理するならクロスカットはやや不向きです。
「マイクロカット方式」は、マイクロクロスカット方式ともいいます。
マイクロカットは、3種類あるカット方式のなかで最も細かく細断できる方式です。
カットサイズはクロスカット方式の半分以下になるので、カットすると判読はできません。
そのためセキュリティ面を重視する場合は、マイクロカット方式のシュレッダーがおすすめです。
本体(ダストボックス)の大きさ
ゴミ捨ての回数を減らしたい方は、
- ダストボックスは10L程度
- マイクロカット方式
のシュレッダーがおすすめです。
シュレッダーには床に置いて使うものや机の上で使うタイプがあるため、設置や収納する
場所に合わせて選びます。
しかし本体の大きさよりも重視したいのが、本体に内蔵されているダストボックスの容量です。
容量が小さいとゴミ捨てを頻繁に行う必要があるため、ダストボックスの大きさが10L程度のものを選ぶと良いでしょう。
10Lのダストボックスだと、A4サイズの用紙約60~80枚分の切りくずを入れられます。
運転時間
家庭用シュレッダーの場合、一般的に連続運転時間は2~5分程度です。
また機種によっては、10分ほど連続使用できるタイプのシュレッダーもあります。
家庭用シュレッダーは耐久性がそれほど高くないため、連続運転時間は2~5分ほどの機種がおすすめです。
たくさんの紙を一度に細断する場合は、業務用で小さいサイズのシュレッダーを使うと良いでしょう。
シュレッダーの家庭用で安いものがほしい!おすすめなモデルを6選ご紹介!
高価と思われがちな電動シュレッダーにも、比較的購入しやすい価格ものがあります。
たくさんある電動シュレッダーのなかから、10,000円以内で購入できる機種を6つまとめました。
ぜひピッタリの一台を見つけてください。
・アイリスオーヤマ家庭用シュレッダーP5GCX
P5GCXは、クロスカット方式のシュレッダーです。
A4サイズのコピー用紙を、一度に5枚カットできます。
本体の大きさと重さは、
- 幅31cm
- 高さ30cm
- 奥行19cm
とコンパクトなサイズです。
本体重量は約3kgと軽量なので、持ち運びや移動がとてもかんたん。
ダストボックスの容量は約8.7Lで、連続使用時間は2分です。
P5GCXで紙をカットする際、細いホッチキスの針なら取り除かなくても問題ありません。
シュレッダーを使用中にモーターが過熱すると、自動でストップする「サーマルプロテクター機能」を搭載しています。
またダストボックスをシュレッダー本体から取り外した場合、電源を自動でOFFするインターロックスイッチ機能付きです。
P5GCXは、2,600円ほどで購入できます。
・サンワダイレクト家庭用シュレッダー400-PSD030
400-PSD030は、クロスカット方式でカットするシュレッダーです。
A4サイズのコピー用紙を最大6枚まで、一度にカットできます。
本体の大きさと重さは、以下のとおりです。
- 幅29cm
- 高さ35m
- 奥行14cm
本体重量は約3.2kgと軽量になっており、ゴミ捨てもしやすいです。
ダストボックスの容量は約10Lで、A4サイズ用紙約90枚分の収容ができます。
連続使用時間は2分で、時間を超えると自動停止する仕様です。自動停止後は、約30分経過すると再びシュレッダーを使えます。
またホッチキスの10号針に対応しており、紙を綴じたままカット可能です。
ゴミ捨て中は本体の電源が入らない仕様なので、誤作動の心配もありません。
4,000円ほどで購入できます。
・アイリスオーヤマ家庭用シュレッダーP8GC
P8GCは、クロスカット方式の家庭用シュレッダーです。
A4サイズのコピー用紙なら、最大で8枚までまとめて投入口に入れられます。
本体の大きさは、
- 幅32.1cm
- 高さ35.0m
- 奥行16.9cm
とコンパクトなので、置き場所に困りません。
連続使用時間は、約3分です。ダストボックスの容量は約8.9Lで、A4サイズの用紙約80枚分を収容できます。
本体の色はブラウンとアイボリーの2色。設置する場所の雰囲気に合わせて、本体カラーを選べるのも魅力です。
また本体は丸みを帯びたフォルムになっており、部屋のインテリアにも馴染みます。
P8GCは、6,000円程度で購入可能です。
・GBC家庭用シュレッダーGSHA26M-B
GSHA26M-Bは、マイクロカット方式のシュレッダーです。
A4サイズの用紙なら、5枚まで一度にカットできます。
本体の大きさは、以下のとおりです。
- 幅32.5cm
- 高さ32.0m
- 奥行17.0cm
連続使用時間は約3分です。細いホッチキスの針や、プラスチック製カードのカットも行えます。
本体のダストボックスはバケツのような形をしており、ごみ捨てもかんたんです。
ダストボックスの大きさは約10Lなので、A4サイズ用紙約120枚分の切りくずを収容できます。
モーターに負荷がかかると自動休止する「オートカットオフ機能」、ダストボックスが本体から離れると停止する「インターロックスイッチ機能」も搭載。
ゴミ捨てをするときも本体が作動せず、安心です。本体の色は、ブラックとホワイトの2色から選べます。
6,000円以内で購入可能です。
・ナカバヤシパーソナルシュレッダーZ2772
P6HCS-Wは、静音タイプのマイクロカット方式シュレッダーです。
本体の大きさは、
- 幅32.5cm
- 高さ32.0m
- 奥行17.0cm
と奥行が小さめのスリムなサイズ感です。A4サイズの用紙を、最大3枚までまとめてカットできます。
またホッチキスの針にも対応しており、取り除く必要はありません。
連続使用時間はおよそ5分で、本体ダストボックスは約12Lと大容量。
A4サイズの用紙、約115枚分の切りくずを収容可能です。
モーターの過熱防止機能や、正転・逆転スイッチを搭載しています。
本体の色は、以下の4種類です。
- ブラック
- ブラウン・グレー
- ホワイト
- ホワイト・シルバー
価格は6,700円程度とリーズナブルです。
・GBC静音シュレッダーGSHA22M-WG
GSHA22M-WGは、マイクロカット方式のシュレッダーです。
本体大きさは、
- 幅30.2cm
- 高さ20.7m
- 奥行15.0cm
と高さが低く、机の上に置いて使用するのに適しています。
そのためダストボックスの容量は、約3Lと小さめです。
投入口はA4サイズに対応しており、4枚まで一度にカットできます。
ホッチキスの針も一般的な10号まで対応しており、取り外し不要です。
オートカットオフ機能や、インターロックスイッチ機能も搭載しています。
連続使用時間は約5分で、ハンドシュレッダーのなかでも十分な性能を備えた機種です。
価格は9,000円ほどで購入できます。
シュレッダーの家庭用は手動で選ぶ!収納しやすく軽量な4選をご紹介!
手動で紙をカットするシュレッダーは、小さなサイズの機種が多いです。
手の力だけで動かすシュレッダーは、軽量なのも魅力の一つ。
必要なときに手軽にシュレッダーを使いたい方は、手動のものを選ぶと良いでしょう。
・サンワサプライハンドシュレッダーPSD-12
PSD-12は、ストレートカットのハンドシュレッダーです。
投入口の幅は12.3mmで、紙を1枚ずつ投入してカットします。
A4サイズのコピー用紙は、縦に二つ折りして細断可能。
ハンドルを含まない本体のみの大きさは、以下のとおりです。
- 幅18.0cm
- 高さ14.5m
- 奥行10.0cm
ダストボックスの容量は、約1.5Lと小さめです。
本体重量は410gととても軽量なため、持ち運びもかんたんに行えます。
またハンドルは少しの力で回り、使う際もラクです。700円程度で購入できます。
家庭に届く郵便物や、レシートをカットするときにおすすめの機種です。
・ナカバヤシハンドシュレッダークルッキルNSH-H01MB
クルッキルは、ストレートカットのハンドシュレッダーです。
シュレッダー本体側面にあるハンドルを回し、紙をカットします。
本体の大きさは、
- 幅18.3cm
- 高さ2.8m
- 奥行5.0cm
と引出しのなかにも収納できるほど、とてもコンパクトなサイズです。
また場所を取らない大きさになっており、机や棚に立てて置けます。
投入口は11.3cmで、はがきサイズにも対応したサイズです。
A4サイズのコピー用紙なら、縦半分に折ってカットできます。
しかしクルッキルはダストボックスがありません。ゴミ箱に受けながら使うため、ゴミ捨て作業をしなくても良いです。
本体カラーは、ブルーとピンクの2色から選べ、1,300円ほどで購入できます。
引出しに収納したり、手軽にサッと使ったりしたい方におすすめのシュレッダーです。
・アイリスオーヤマハンドシュレッダーH1ME
H1MEMはクロスカットのハンドシュレッダーです。
投入口は3つあり、カットしたいものに合わせて使います。
紙以外にも、以下のものをカット可能です。
- CD
- DVD
- プラスチック製カード
H1MehはCDとDVDを3分割に、プラスチック製カードは4分割にカットできます。
本体の大きさは、以下のとおりです。
- 幅33.5cm
- 高さ17.5m
- 奥行14.5cm
紙用の投入口は幅が21.6cmなので、A4サイズの用紙を折らずに入れられます。
一度に細断できる枚数は1枚となっており、まとめて数枚カットはできません。
しかしCDやカードを細断も安全に行えるため、使える幅が広く便利なシュレッダーです。
1,300円程度で購入できます。
・サンワダイレクトハンドシュレッダー400-PSD010
400-PSD010は、マイクロカットのシュレッダーです。
ハンドルを含まない本体のみのサイズは、
- 幅30.4cm
- 高さ18.0m
- 奥行13.5cm
とハンドシュレッダーのなかでは、比較的大きめです。
紙以外にも、
- CD
- DVD
- プラスチック製カード
のカットも行えます。CDとDVDは3分割に、カードは5分割にカット可能です。
また紙はA4サイズに対応しており、コピー用紙2枚までまとめて細断できます。
引き出し式のダストボックスは、容量が約3.5Lです。
ダストボックスには、A4コピー用紙約33枚分の切りくずを収容できます。
400-PSD010は手軽に使え、高性能なシュレッダーです。
価格は2,500円ほどで、マイクロカットのシュレッダーとしては安価に購入できます。
まとめ:シュレッダーの家庭用は自分の使い方に合うものを選んで購入しよう
シュレッダーには、個人情報やプライバシーを保護する役割があります。
そのため使い方や、カットするものの量に合わせてシュレッダーを選ぶと良いです。
また種類が豊富なシュレッダーには、異なった特徴があります。
シュレッダーの特徴や使い方を理解し、自分に合ったピッタリの一台を選びましょう。