布団乾燥機は使い方を間違えると、ダニの駆除にあまり効果がありません。
とはいっても、どんな使い方をすればいいのかわからないですよね。
- ダニを駆除する効果的な布団乾燥機の使い方を教えてほしい
- どんな布団乾燥機を選べばいいの?
- 頻度や時間は具体的にどれくらいやればいいんだろう
布団乾燥機でダニを駆除しようと思った際、上記のような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、「布団乾燥機で効果的にダニ退治を行うポイント」についてまとめました。
初心者の方でも見てすぐ実践できるようにまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
布団乾燥機でダニ退治って可能なの?天日干しよりもメリットが大きい!
布団乾燥機は、布団をカラッと乾かすのがおもな用途です。
しかし多機能な乾燥機は使えるシーンも多く、布団の乾燥を天日干しで行うよりもメリットがあります。
布団乾燥機ならダニの撃退が十分可能
天日干しでも、ダニ退治はできると思われがちです。
しかし日光に当てただけでは、ダニは死滅しません。
ダニを駆除するためには、布団を50℃以上に加熱する必要があります。
布団乾燥機は高い温度の風を一定に出せるため、ダニ退治に有効です。
天日干しよりも布団内部まで加熱できる
布団乾燥機は、温風を敷き布団と掛け布団のあいだに送り込んで暖め続けます。
そのため布団乾燥機を使用すると、布団の内部も高温で加熱可能です。
天日干しの場合は裏側が意外と冷えており、加熱が十分ではありません。
裏側から加熱し続けると、熱が表面に伝わりやすいので十分な加熱が可能です。
また布団の除湿をしたり、ダニを死滅させたりできます。
天候に左右されず年中使える
天日干しは、よく晴れた日に行います。
天気が良くない日や、長時間留守にする場合も天候を気にしなくてはなりません。
雨の日だけではなく、花粉や黄砂が気になる日も天日干しは避けたいものです。
しかし布団乾燥機は、室内で使います。
天日干しができない日でも布団乾燥機は年中使え、とても便利です。
モデルによって布団以外にも活用可能
布団乾燥機は衣類や靴の乾燥に使えるモデルもあり、布団の乾燥以外にも活用できます。
梅雨や天候の悪い日が続く時期に、衣類の乾燥にも使えておすすめです。
※衣類乾燥の機能を使うと、短時間で衣類を乾かせます。
また靴の乾燥も可能です。乾燥機本体のホースや、アタッチメントを靴に差し込み温風を当てます。
靴の湿気を解消したい方は、シューズ乾燥機能のついた布団乾燥機がおすすめです。
電気代もあまり高くない
布団乾燥機の電気代は、ワット数や使用時間によって異なります。
布団の乾燥に1時間使用した場合、電気代は一般的に16円前後です。
時間がかかるダニ退治を乾燥機で5時間行うと、電気代は約80円ほど。
週に一回の頻度で布団を乾燥した場合、電気代は約64円とあまり高くありません。
布団乾燥機の選び方について!どんなタイプを選べば使いやすいの?
布団乾燥機は、
- マット式タイプ
- マットなしタイプ
の2つがあります。
マットの有無で用途に合った使い方が異なるため、メリットとデメリットを知っておきましょう。
マットタイプを選ぶメリット・デメリット
マットタイプには2つのメリットがあります。
- 布団をくまなく暖められる
- ダニ退治に適している
マットタイプは、乾燥機本体から温風でマットをふくらませて布団を暖めるのが特徴です。
布団のすみまで、高温になったマットでしっかりと暖められます。
マットタイプは、しっかりと加熱できる範囲が広く、ダニ退治向きです。
しかしマットタイプには、デメリットもあります。
布団の上にマットをきちんとかけて準備をしないと、布団をまんべんなく暖められません。
また使用後は、マットの収納や片付けに時間や手間がかかります。
マットなしタイプのメリット・デメリット
マットなしタイプのメリットは、2点あります。
- 扱いがかんたん
- 準備と片付けがいらない
マットなしタイプは、本体の吹き出し口から直接温風を送る構造です。
構造がシンプルで部品も少ないため、扱いがとてもかんたん。
またマットの準備や、片付けの手間がありません。
使いたいとき、手軽にサッと使えて便利です。
マットなしの布団乾燥機には、2点デメリットがあります。
- 布団のはしまで温風が届きにくい
- ダニ退治には不向き
布団のはしは乾燥機の吹き出し口から離れているため、暖まりにくいデメリットがあります。
そのため布団をすみずみまで加熱しなくてはいけないダニ退治には、少し不向きです。
ほかにも使える機能をチェックする
以下の機能を備えていると、使い勝手が良いです。
- 暖めコース
- 送風コース
- ダニ退治コース
- オフタイマー
「暖めコース」は、温風で布団を暖められます。
ヒヤッとした布団が気になる冬場や、寒い時期に活躍する機能です。
「送風コース」は、おもに夏場に使用します。
送風運転をして、布団の中に残っている予熱を逃がすコースです。
「ダニ退治コース」は、温風でダニを退治する機能です。
乾燥機でダニ退治をする場合は、「ダニ退治コース」搭載モデルを選びましょう。
布団乾燥機の使い方はどうすればいい?効果的にダニを退治する使い方
ダニ退治を行う際、押さえておきたいポイントがあります。
しっかりとポイントを踏まえて布団乾燥機を使用すれば、効果的なダニ退治も可能です。
できるだけマット式タイプを選ぶ
ダニは繁殖力にとても優れている反面、熱にとても弱いです。
布団乾燥機を使用しても、ダニは布団が暖まっていない部分に逃げる可能性があります。
ダニ退治を行う際は布団をムラなく、十分に加熱しなくてはなりません。
そのため布団のすみずみまで熱が行き渡りやすいマット式タイプは、ダニ退治にピッタリです。
なるべくマット式タイプの乾燥機を選んで、ダニ退治をしましょう。
退治する際に必要な時間と最適な使用頻度
ダニは、以下の環境になると繁殖を抑えられます。
- 温度が約50℃以上
- 湿度は50%未満
「ダニ退治コース」であれば50℃以上の加熱が可能です。
またダニ退治に要する時間は、50℃以上の加熱を布団片面で1~3時間ほど。
さらに布団を裏返して、もう一度「ダニ退治コース」で加熱しましょう。
布団乾燥機を使用する頻度は、以下が目安です。
- 夏場や梅雨は1~2週間に1回
- 冬場は1ヶ月に1回
夏場や梅雨の時期は、ダニが繁殖しやすいシーズンです。
そのため布団乾燥機でこまめにダニ退治を行います。
冬場は気温や湿度が低いため、ダニは繁殖しづらいです。
ダニが繁殖しづらいシーズンは、1ヶ月に1回を目安に行うと良いでしょう。
完璧な退治は難しいので定期的に行うのが理想
布団乾燥機を使用すると、手軽にダニ退治が可能です。
乾燥機でのダニ退治は、一度行うだけでも効果はあります。
しかしダニの繁殖力は凄まじいため、日頃のお手入れとダニ対策がとても大切です。
適度に布団乾燥機を使用すれば、ダニの繁殖を抑制できます。
ダニ退治は季節に応じて、定期的に行いましょう。
まとめ:布団乾燥機を使ったダニ退治は使い方をしっかり押さえて効果的に!
布団乾燥機でのダニ退治は、とてもかんたんです。
しかし乾燥機のメリットやデメリットを理解していないと、ダニ退治も効果的に行えません。
乾燥機の上手な使い方や、ダニ退治をする際のポイントをしっかりと押さえましょう。
実際の商品を比べてみたい方は、下記の記事も参考にしてください。