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東芝のインパルスの違いとは?エネループや他社製との比較について

東芝のインパルスは、国内製だと実はあまり違いがありません。

とはいえどういう意味なのかわからないですよね。

  • 東芝のインパルスと他社製の違いを知りたい
  • 充電池ってそもそも何が違うの?特徴も教えてほしい

東芝のインパルスと他社製の違いについて調べている際、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、「東芝インパルスの違いを詳しく解説!特徴や性能」についてまとめました。

違いを知ってから使いたい方はぜひ参考にしてくださいね。

東芝のインパルスの違いはあまりない?国内製造だと実は中身が一緒

ニッケル水素電池は、充電できる電池です。

乾電池タイプは安価で扱いやすく需要が高いため、さまざまなメーカーが販売しています。

  • パナソニック(エネループ、充電式エボルタ)
  • 東芝(充電式インパルス)
  • マクセル(エコフル)
  • 富士通(富士通充電池)
  • ソニー(サイクルエナジー)
  • タミヤ(ネオチャンプ)

ここではニッケル水素電池の品質や注意点についてお伝えします。

国内製造品はほぼFDK社製

国内で製造しているニッケル水素電池は、大半がFDK社製です。

そのため日本製ならほとんど品質が変わりません。

FDKは富士通の子会社ですが、ニッケル水素電池には三洋電機と東芝の技術も受け継がれています。

1950年に東芝の乾電池を製造する設備と人員を引き継ぎ、東京電気化学工業株式会社(現FDK)が設立
2000年、超格子合金を東芝が発表
2001年に東芝がニッケル水素事業を三洋電機へ譲渡
2004年、三洋電機が超格子水素吸蔵合金のニッケル水素電池を開発
2005年にエネループを三洋電機が販売
2009年、三洋電機がパナソニックの子会社となる
2010年にパナソニックが三洋電機の一部をFDKへ譲渡

三洋電機と松下電池工業は、世界で初めてニッケル水素電池を商品化した企業です。(1990年)

現在はどちらの企業もパナソニックに吸収合併されており、三洋電機のニッケル水素電池に関する子会社がFDKへ譲渡されました。

注意すべきは中国製の充電池

近年では乾電池タイプのニッケル水素電池が一般的になり、中国製の電池も流通しています。

日本製の電池よりも価格が安いので、使用感や安全性を知りたい方も多いでしょう。

実際に使った方のレビューを見ると意見が分かれています。

  • とくに問題もなく、長く使えている
  • すぐに膨らんで使えなくなった

中国製品の評価が分かれる理由は、以下の通りです。

  • メーカーや用途が異なる
  • 同じ製品でも質にばらつきがある

中国製の電池は品質が安定していないため、メーカーや用途を厳選しても不安を拭えません

低品質の電池を購入してしまった場合は、以下の危険があります。

  • 膨らむ
  • 液漏れを起こす
  • 爆発や破裂する

とくに安全弁(ガスを逃がす穴)がない製品や開かない不良品は危険です。

不意の事故にも対応できるように、充電中は様子を監視しておく必要があります。

また電池とセットになっている専用の充電器を使わない方や、急速充電器を使う場合はさらに危険度が高いです。

新しいラインナップのインパルスは国内製

国内製のニッケル水素電池なら、どのメーカーを選んでもほとんど性能が変わりません

  • 電極部分はほぼ同じ
  • ラベルの質感も非常に似ている
  • 使った感覚や電池持ちも大差ない

値段でニッケル水素電池を選ぶなら、東芝の充電式インパルスがおすすめです。

以前のインパルスは中国製だけだったので、充電や使用に不安がありました。

しかし現在は日本製のインパルスも選べるため、安全に使える電池をリーズナブルな価格で購入できます。

エネループや充電式エボルタの価格が高いと感じている方は、ぜひ検討してみましょう。

ただし日本製のインパルスは単3形と単4形のみです。(2022年3月現在)

大きなサイズの電池が欲しい方は、ほかのメーカーや中国製インパルスを選んでください。

またインパルスには電池ケースが付属していません。

そのためケースに入れて保管したい場合は、雑貨店や100円ショップで購入しておきましょう。

東芝インパルスのラインナップ違いについて!3つのタイプから選べる

日本製の東芝インパルスは、3タイプに分かれています。

  • 高容量タイプ
  • スタンダードタイプ
  • ライトタイプ

タイプによって容量や充電できる回数が異なるため、用途に合わせて選びましょう。

ここでは各タイプの特徴や適した用途をお伝えします。

高容量タイプ

引用:https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/batteries/tnh-b/

高容量タイプのパッケージは、ネイビーブルーと白色のデザインです。

中国製インパルスと配色やデザインが似ているので、購入する際は間違えないように注意してください。

高容量タイプのパッケージには日本製と記載されています。

容量や充電できる回数といった詳細は、以下の通りです。

  • 定格容量は単3形がmin.2,450mAh、単4形はmin.900mAh
  • 公称電圧が1.2V
  • 充電回数は約500回
  • 1年後の容量残存率は約85%(フル充電してから1年間放置した場合の容量)

高容量タイプは、1回の充電でたくさん電力を使えます。

そのため常に電力を使う機器や、パワーが必要な機器への使用におすすめです。

  • デジタルカメラ
  • ラジコン
  • ゲームのコントローラー

スタンダードタイプ

引用:https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/batteries/tnh-b/

スタンダードタイプのパッケージカラーは、シアンと白色です。

容量や充電回数を、下記にまとめました。

  • 定格容量は単3形がmin.1,900mAh、単4形はmin.750mAh
  • 公称電圧が1.2V
  • 充電回数は約2,100回
  • 1年後の容量残存率は約90%(1年間後の容量維持率)

スタンダードタイプは、容量の維持率が高いです。

そのため使う時間が短い日用品や、使用頻度の低い機器に向いています。

  • 携帯端末の充電器
  • 電子辞書
  • ワイヤレスマウス
  • 携帯ラジオ
  • シェーバー
  • 電動歯ブラシ

どのタイプを購入するか迷った場合は、スタンダードタイプがおすすめです。

バランスが非常に良いので、上記以外にもさまざまな用途で活用できます。

ライトタイプ

引用:https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/batteries/tnh-b/

ライトタイプのパッケージは、青緑と白色でデザインされています。

容量や充電回数は、以下の通りです。

  • 定格容量は単3形がmin.950mAh、単4形はmin.550mAh
  • 公称電圧が1.2V
  • 充電回数は約5,000回
  • 1年後の容量残存率は約85%(1年間放置した容量)

ライトタイプは充電回数の多さと、価格の安さが魅力です。

しかし容量が少ないので、向いている用途が限られています。

最も向いているのは、消費電力量が少ない機器です。

充電頻度の少ない機器に使えば、購入時の費用を安く抑えて繰り返し活用できます。

  • テレビのリモコン
  • 時計類

ライトタイプのラインナップは2本パックのみです。

充電器も併売

東芝ではインパルス専用の充電器も販売しています。

想定していない充電器を利用すると事故や故障の原因になるため、必ずメーカーが指定している充電器を使いましょう。

東芝の単3形と単4形インパルスに対応している充電器は、以下の3種類です。

  • 倍速充電器TNHC-34HC
  • 急速充電器TNHC-34SMC
  • ライトタイプ専用充電器TNHC-34SC

倍速充電器はセットする本数によって充電時間が異なるので、1~2本だけ充電する場合は急速充電器よりも早いです。

しかし倍速充電器は中国製インパルスとのセットでしか販売していません。

ライトタイプ専用の充電器も、電池とのセット品のみです。

急速充電器ならセット品だけではなく、単体でも販売しています。

まとめ:東芝のインパルスはあまり違いがない!コスパ重視なら選ぶべき

国内製のニッケル水素電池はほとんどがFDK社製なので、性能にあまり差がありません。

しかし価格はメーカーによって大きく違っています。

品質の良いニッケル水素電池を安価で購入したいなら、東芝の日本製インパルスがおすすめです。

急速充電器にも対応できる安全な製品を、リーズナブルな価格で購入できます。

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