梅雨時期や天気が悪くなると、体調が優れないことはありませんか。
実は天気痛と呼ばれるもので、人間の仕組みに関わるものです。
- 何が原因で天気痛は起こるの?
- 天気痛の症状にはどんなものがあるのか知りたい
- 予防法や対策はあるのか教えてほしい
体の不調が天気によるものではないかと感じた際、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
今回の記事では「天気痛はどうして起こるのか、その原因と対策」につてまとめました。
この記事を見るだけで、なぜ天気痛が起きるのかとその理由と対策がわかります。
どうぞ天気痛の改善に役立ててください。
目次
天気痛はなぜ起こる?原因は気圧の変化で起きる自律神経の乱れ

天気痛は気象病ともよばれ、気候や天気の変化が原因で起こる不調や痛みのことをいいます。
症状は下記のように人さまざまです。
- 頭痛
- リュウマチ
- 関節炎
- 喘息の発作がでやすくなる
- 腹痛
- 肩こり
- 首のこり
- 神経痛
- 耳鳴り
- めまい
- 低血圧
- 高血圧
- 気分の落ち込み
- 狭心症の症状悪化
- 手足のしびれ
- だるさ
気温や気圧・湿度といった気候の変化が、自律神経にも影響してしまうのです。
大きな気圧の変化が起こると内耳のセンサーが感知し、脳に伝達します。
つまり脳に過剰な情報が伝達されてしまい、自律神経のバランスを崩してしまうのです。
そして気圧は常に人間へかかっています。このかけられた圧力を体の内側で調整しなければいけないのに、うまく調整できず体調不良の原因となってしまうのです。
外から一方的に圧力がかけられ続けたら、人間はつぶれてしまいます。
天気痛は予防できる!すぐにできる予防方法と対策はあるの?

天気痛には内耳が深く関わっていて、内耳の血行を良くする・冷やさないようにすることで改善されます。
血行を良くするためには、耳のマッサージがおすすめです。
<耳のマッサージ>
- 左右の耳を軽くつまんで、上下・左右に5秒ほど引っ張る。
- 軽く耳を引っ張りながら、後ろ方向にゆっくり5回まわす。
- 両耳を包み込むようにして5秒キープする。
- 耳全体を手で覆い、後ろの方に向けて円を描くようにゆっくり5回まわす。
マッサージの際にアロマオイルを使い、脳をリラックスさせるのがおすすめです。
・ラベンダー
フローラルで穏やかな香りが、鎮静作用と高いリラックス効果をもたらします。
・ローズマリー
スッキリした草木の香りで、沈んだ気持ちを温め元気にしてくれます。
・カモミールローマン
甘いりんごのような香りで、鎮静と緩和の働きをもたらし不安やイライラを取り除きます。
・シダーウッド
甘くウッディな香りで鎮静と高揚の作用から、精神のバランスを保ってくれます。
・ベルガモット
グリーンシトラスの甘く爽やかな香りで、鎮静とリフレッシュ作用が期待できます。
<自律神経を整える>
体質的に天気痛を起こしやすい人と起こしにくい人がいます。
天気の変化に負けないよう自律神経を整えていくための生活を心がけましょう。
- 朝起きたら太陽の光を浴びる。
- 朝食を摂る。
- 日中はアクティブに行動する。
- ぬるめのお湯で入浴する。
- 睡眠時間をしっかり取る。
まとめ:天気予報を活用して事前に対処をすれば天気痛も怖くない!

天気痛は症状が出る前に、対処していきましょう。
毎日の天気予報をチェックしておくのはとても効果的です。
気圧や気温の変化に負けない体づくりをして、天気痛を克服しましょう。