充電式のプラズマライターをご存知でしょうか?実はアウトドアにも使えて、非常に便利なライターなのです。
とはいえ具体的なおすすめ商品や、仕組みは少し分かりづらいですよね。
- プラズマライターの仕組みってどうなっているの?
- おすすめ商品を教えて欲しい
- 実際のところ危険じゃないの?安全性は?
初めてプラズマライターを購入しようと思った際、上記のような疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、「プラズマライターをおすすめする理由とおすすめ商品」についてまとめました。
危険性についてもまとめておりますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
プラズマライターとは?仕組みやおすすめする理由について解説
プラズマライターは電気の熱で着火します。
風の強い日でも着火がスムーズなので、愛煙家だけではなくキャンパーからの人気も上昇中です。
ここではプラズマライターの構造や、魅力についてお伝えします。
プラズマライターとは
プラズマライターは電気の熱で着火するため、電子ライターに分類されます。
電子ライターにはガスを使うモデルも含まれますが、プラズマライターが使うのは電気だけです。
光による熱を利用しているので、ライターから火はでません。
電着部を押し付けて、タバコや薪に火をつけます。
そのため火を使うガス式やオイル式とは異なり、風や気温に影響されません。
風が強い火のキャンプでも、素早く着火できます。
安全面に配慮されたモデルが多いので、キャンプ初心者にも人気です。
着火する仕組みや構造
プラズマライターは、以下の流れで着火する仕組みです。
- スイッチを押すと、青い光が電極に流れる
- 電圧を加えて、電着部から放電させる
- 放電させると電着部に光と熱が発生する
- 発生した熱を利用して着火する
ガス式やオイル式とは異なり火が上方向に出ません。
プラズマライターの熱源となるのは、電圧が高い電気です。
着火する際に小さく高い音が鳴り、放電している間は電着部が光線で繋がります。
ライターへの給電方法はUSB充電が一般的です。
何度も充電して使えるので、使い捨てライターよりもコスパに優れています。
おすすめする理由について
プラズマライターは使い勝手が良く、メリットも多いです。
そのためガス式やオイル式から、プラズマライターに変える方も増えています。
プラズマライターを使うメリットは、以下の通りです。
- 風や気温、湿度に影響されない
- 火事や火傷のリスクが少ない
- ガスやオイルの補修が不要(充電がかんたん)
- 充電して繰り返し使えるのでゴミを減らせる
火を使わないため、火事や火傷のリスクを減らせます。
しかし危険が無くなるわけではないので、使用時には十分注意してください。
プラズマライターのおすすめ商品を5つ厳選!人気があるものを中心にご紹介
プラズマライターは商品によって、着火回数や機能が異なります。
デザインやカラーが豊富なため、見た目で選ぶのも良いでしょう。
ここでは人気が高いプラズマライターから、おすすめの商品をご紹介します。
Extremusのアウトドアライター
Extremusのアウトドアライターは、ゴムシールとロックキャップが付いた防水設計の商品です。
内部の部品が保護されているため、雨や風が強い日でも使えます。
またホイッスルの付いたストラップは、不測のサバイバルで活躍するパラシュートコード素材です。
パラシュートコードは火打ちや釣り用のルアー、サバイバルボウのストリングとして使用できます。
充電用のUSBケーブルも付属しており、フル充電時の着火数は最大300回です。
本体に内蔵しているリチウムイオンバッテリーへは、1.5~2時間でフル充電できます。
RONXSのプラズマライター
RONXSのプラズマライターは、持ちやすいロングネックデザインです。
手元と電着部が遠いので、安心して使えます。
アームを自在に曲げられるため、着火しにくい焚き火やグリルに使う際も安全です。
キャンドルに火をともす際も、手首をひねらずに着火できます。
また持ち手の部分が木製になっており、室内の雰囲気にもマッチしやすいです。
持ち手にはLEDライトが付いていて、ライトの点灯数でバッテリー残量を確認できます。
フル充電時は5つのライトが点灯し、着火数は500回以上です。
付属のUSBケーブルを使えば、2~3時間でフル充電できます。
KAARのカーリロイムX2
KAARのカーリロイムX2は、1,100℃のアークで着火するプラズマライターです。
アームを伸ばせるため、着火物との距離を保って安全に使えます。
着火しづらい焚き火やランタンへの使用もスムーズです。
蓋の中にアームを収納できるので、安心して持ち運べます。
アーム伸縮以外の機能や性能は、以下の通りです。
- LEDライト搭載(2段階の調整可能)
- 耐衝撃
- 防塵
- IPX7の防水
本体に内蔵しているリチウムイオンポリマーバッテリーへは、USBから2時間くらいでフル充電できます。
フル充電時の着火数は80回、バッテリーへは500回ほど充電可能です。
SKRFIREの防風ライター
SKRFIREの防風ライターは、表面にPVDメッキ技術を採用しています。
PVDメッキは滑らかで触り心地が良い上、耐摩耗性が非常に高く色あせません。
側面のインジケーターは着火時に点滅し続けるため、とてもキレイです。
使用前後はインジケーターの点灯数で、バッテリーの残量を確認できます。
本体に内蔵しているリチウムイオンバッテリーへは、USBケーブルで充電してください。
バッテリーに充電できるのは600~700回ほど、フル充電時で60~80回着火できます。
また電源にコントロールチップが付いているので、過充電や過放電からの保護が可能です。
ZIPPOのアークライターインサイドユニット
ZIPPOのインサイドユニットは、ZIPPOの純正ケースにはめ込んで使います。
適合するのはフラットトップや1941レプリカを含むレギュラーモデルです。
1935レプリカモデルやスリムサイズ、他社製品には適合しません。
そのため使っていないZIPPOのレギュラーモデルを、プラズマライター へカスタマイズしたい方におすすめです。
ZIPPOの純正ユニットなので、純正ケースにサイズと雰囲気がピッタリ合います。
充電は付属のUSBケーブルを、ユニットの底にあるUSBポートへ差し込んでください。
フル充電時の着火数は40~90回、2時間くらいでフル充電できます。
プラズマライターの危険性やデメリットは?注意点を押さえておこう
プラズマライターは使い勝手の良いアイテムですが、デメリットも存在します。
高電圧の電気を利用しているため、使用時には注意が必要です。
ここではプラズマライターのデメリットや、危険性についてお伝えします。
危険性はある?感電する?
プラズマライターの着火口から出る光線は、高電圧の電気です。
原理はスタンガンと同じなので、光線に触れると強烈な痛みが走ります。
以下の行為は感電する可能性があり大変危険です。
- 水に濡れた手で使用する
- 電着部や光線に触れる
- 光線を体に押し当てる
- 電着部の間に指を入れる
取扱説明書に従って使用すれば、感電する心配はありません。
しかし間違えた方法で使用すると大変危険です。
取扱いには十分に注意し、子どものいる家庭では厳重に管理してください。
デメリットについて
プラズマライターには危険性を伴わないデメリットもあります。
購入を検討している方は、デメリットも把握しておくと良いでしょう。
- 火力が控えめ
- 充電が必要
- 着火時に音が鳴る
プラズマライターは火力が控えめなので、強い火力が必要な作業には不向きです。
タバコや花火、ロウソクや線香の着火といった一般的な使用なら十分使えます。
またプラズマライターは電気で動くため、充電しなければ使えません。
電気が無くなったらUSBケーブルでかんたんに充電できます。
寿命について
プラズマライターの寿命は、商品や使い方で異なります。
商品の着火回数は平均すると30,000回くらいです。
使い捨てライターの着火回数が1,000回ほどなので、30倍も多く使えます。
1日の着火が10回なら、使い捨てライターの寿命は100日です。
プラズマライターは寿命が3,000日、年数にすると8年以上も使えます。
上記の寿命は、商品の着火回数と使用頻度による予測です。
充電の方法や頻度によって、内蔵バッテリーの寿命は変わります。
まとめ:プラズマライターは何度でも使えておすすめ!防災用にも最適
USB充電式のプラズマライターは、バッテリーの寿命を迎えるまで何度も繰り返して使えます。
寿命が使い捨てライターの30倍も長いため、非常にコスパが良いです。
風や気温に影響されないので、アウトドアだけではなく防災時にも活躍します。