紫外線は体にいろいろな影響を与えます。予防対策はできていますか。
とはいっても、どんな影響があってどのような対策をしたら効果的なのかわかりにくいですよね。
- 自宅にいるときも紫外線対策が必要なの?
- 紫外線の影響は悪いことばかりじゃないってホント?
- 具体的な紫外線対策が知りたい
紫外線対策をしようと思っている時、上記のような疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
今回のこの記事では、「紫外線が与える影響と予防」についてまとめました。
どうぞ紫外線の予防と対策の参考にしてください。
目次
紫外線が体にもたらす良い影響とは?悪いことばかりじゃない!
紫外線は悪いことばかりではありません。適度に浴びることでメリットもあるのです。
具体的には下記の3つがあります。
- ビタミンDの生成
- 殺菌作用
- 幸せホルモン
紫外線を浴びるだけで得られる効果なので、適度な量なら良い影響があります。
具体的に解説していきましょう。
ビタミンDを生成
食物から得たカルシウムの吸収を促進して、血液中のカルシウム濃度を一定に保ってくれる働きをします。
1日の必要量が5マイクログラムです。日光浴で生成させようした場合、
- 日向で15分
- 日陰で30分
の日光照射時間が必要になります。
殺菌作用
洗濯物を外干しすると、紫外線で殺菌ができます。
靴やバック・革製品・布団といったカビが発生しやすいものは、週に1回程度の天日干しが効果的です。
外へ週に1回出すだけでも、カビの発生を予防できます。
幸せホルモン
日光を浴びると、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌が促されます。
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れたり、暴力的になったり、うつ病を発症したりする原因になるのです。
朝の太陽光に当たりながら、週に3回15分ほどのウォーキングをするのが望ましいでしょう。
紫外線の予防方法はどんなものが効果的?紫外線の知識についても解説!
紫外線には
- UVA⇒メラニン色素を生産する。ハリ・弾力を低下させる。
- UVB⇒日焼けによる炎症・メラニン色素を沈着させる。
- UVC⇒地表には到達しない。
の3種類あります。
地上に降り注ぐ紫外線のおよそ95%がUVAで、表皮から更に深い真皮にまで到達するのです。
家の中にいても、紫外線は窓ガラスを通して入ってきます。外出しなくても紫外線対策は重要必須です。
残りの約5%はUVBが占め、表皮に浸透します。日焼けやシミ・そばかすの原因です。
これらは肌だけではなく、目にも影響を与えます。白内障・角膜炎・翼状片・黄斑変性症の原因の1つとして考えられ、目のケアも重要です。
UVA・UVBの予防
このUVAをカットしておかないと、シワやたるみといった肌の弾力に影響を及ぼします。
- 紫外線の強い時間帯は外出を避ける
- 日焼け止め剤を使用する
- 日傘・帽子を使う
- 長袖・ストール・UVカットウェアの着用
- サングラスをかける(ブルーライトカットメガネを使う)
そのためUVA、UVBは積極的に予防しておきましょう。
紫外線の強い時間帯は外出を避ける
紫外線が弱い時間帯は、主に早朝や夕方が低い数値となっています。
特に午前10時から午後2時までの時間帯は高いので、外出は避けた方が良いでしょう。
しかしどうしても外出しなければいけないことは多々あるため、日焼け止めや紫外線対策グッズを使うのが無難です。
今では日焼け止めも高性能なものが多く、日傘も手に入りやすくなっています。
日焼け止め剤を使う
日焼け止めには以下の4つのタイプがあります。
- クリームタイプ:汗や水にも強い
- ミルクタイプ:肌に馴染みやすい
- ジェルタイプ:ベタつかず使いやすい
- スプレータイプ:吹きかけるだけでかんたん
・クリームタイプ
・ミルクタイプ
・ジェルタイプ
・スプレータイプ
日傘・帽子を使う
日傘は広範囲を紫外線から守ってくれるので折りたたみ式を常備して歩くのがおすすめです。
帽子はつばが広いもので、UVカットのものが良いでしょう。
・日傘
・帽子
長袖・ストール・UVカットウェアの着用
UVカットウェアや露出を避ける衣類ストールの着用がおすすめです。
車の運転をする方はアームカバーでガードすると安心ですね。
サングラスをかける
サングラスはブルーライトカットのサングラスにすると、UVもカットできて便利です。(UVは波長が短いため)
・ブルーライトメガネ
まとめ:毎日の積み重ねで快適に!紫外線防止は忘れずに!
これから紫外線量は増えてきます。悪いことばかりではなく、良い影響もたくさんある紫外線です。
どうぞ適度な時間の日光浴で健康に、そして快適な毎日をお過ごしください。