動脈硬化とは何か?原因、危険因子、予防方法について解説します

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動脈硬化…聞くだけで恐ろしい病気というのがわかります。

しかし、その詳細がどんな病気なのか。

改めて聞かれても、しっかりと答えられる方はあまり居ないのではないでしょうか。

ここでは動脈硬化についてまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

動脈硬化とは?

動脈硬化とはわかりやすく簡単に言えば「血管の老化」です。

本来動脈の壁にはゴムのような弾力がありしなやかで柔らかいものですが、動脈の壁が厚くなったり硬くなったりすることでその弾力がなくなってしまいます。

また血管の内部に脂肪の塊がこびりついてしまう事で血液の流れが悪くなり、血管が詰まりやすくなっている状態でもあります。

動脈硬化の原因は?

加齢に伴い動脈の内側にはコレステロールが沈着し、脂肪沈着が起こります。

20代から30代になるとこの脂肪沈着が大きくなり「脂肪斑」となり、さらに大きくなっていきます。

脂肪斑は加齢とともにさらに大きくなっていき血管の内側に張り出すようになり、動脈の血液が流れる空間が狭くなります。

動脈の空間が狭くなった結果、血液の流れが乱れるようになり、動脈の内側を覆っている内皮細胞が壊れ、その結果血の塊(血栓)ができやすくなります。

また高血圧も動脈硬化の主要な原因となります。

血圧が高いと動脈には常に高い力が加えられており、大きな負荷がかかってしまいます。

ずっとテンションがかかったゴムが段々とヨレヨレに伸びてしまうのと同じように、ずっと高い血圧にさらされた動脈は弾力がなくなってしまうのです。

また高い圧力で流れる血管も血管の内側の血管内皮細胞を障害しますから、血管内部をボロボロにしてしまうのです。

動脈硬化は放置しておくとどうなる?

動脈硬化を放置しておくと、動脈内に血栓が大量に発生します。

この血栓が心臓に栄養を与える血管に詰まれば心筋梗塞、脳の毛細血管に詰まれば脳梗塞、腎臓の血管に詰まれば腎硬化症といった病気になるのです。

弾力がなくなって効率よく血液を送り出せなくなった血管の機能を補うため、血液を送り出すポンプの働きをする心臓は血液をどんどん送り出そうと無理を繰り返します。

すると心臓に負荷がかかり心臓が肥大し、それがさらに進行すると心不全が起こります。

また弾力がなくなって弱った血管は裂けて破れやすくなり、大動脈解離といった病気を引き起こすこともあります。

動脈硬化はいつから始まる?

動脈硬化はお年寄りの病気だと思われがちですが、実際には人は生まれた時から動脈硬化への道が始まっており、10歳前後からその症状は加速度的に進んでいきます。

人それぞれ個人差がありますが、30歳くらいになるとすでに立派な動脈硬化が発生しているのです。

ですから、動脈硬化は年を取ってから対策すればよいというわけではなく、若い時からの対策が必要なのです。

私たちは皆、動脈硬化になることは避けられないものの、その進行を遅らせることはできます。

動脈硬化の危険因子は?

動脈硬化の危険因子は「高血圧」「高脂血症」「喫煙」「肥満」「糖尿病」「ストレス」です。

また男性は女性と比べて動脈硬化になりやすいと言われていますし、加齢も動脈硬化の大きな因子です。

この中でも「高血圧」「高脂血症」「喫煙」は動脈硬化に大きな影響を与えることが分かっており、3大危険因子と呼ばれています。

動脈硬化を予防するには?

動脈硬化は加齢により進行するため、その進行を完全に予防することはできません。

しかし努力によりその進行を遅らせる遅らせることは可能です。

動脈硬化の三大危険因子と呼ばれる「喫煙」「高脂血症」「高血圧」を予防することが動脈硬化の予防に繋がるのです。

特に「喫煙」は高血圧の主要な原因になりますから、タバコをやめることは動脈硬化の予防に直結します。

動脈硬化を予防したいのであれば直ちに禁煙をするようにしましょう。

また栄養のある食事を毎日、規則正しい時間に食べる事も大切です。

コレステロールを抑えた食生活、例えば肉や揚げ物などは控えめにして野菜と魚・海藻中心の食生活を心がける事、糖分や油分などの摂りすぎを抑えるといったことです。

まとめ

さらに適度な運動も大切です。

運動は肥満解消の効果があるだけでなく、高血圧や糖尿病、脂質異常の改善にも役に立ちます。

ただしすでに動脈硬化が進んでいる場合、急激な運動は逆効果になりますから、自分の体力や症状に合わせて上手に調整する必要があるでしょう。

症状を知ることで、起きてからでは遅い病気の予防を行っていくべきです。

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