「両親の病によって大きく変化した生活と二人の生き甲斐」

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今回ご紹介するお話は、本人ではなくご両親に起こったものです。

参考になる知識を関連記事でまとめておきましたので、知っておくことで防げることもあると思います。

気になった部分は、是非とも記事下の内容から参考にしてください。

違和感に気づいた瞬間

それは私が里帰り出産で実家に帰っていたときのことです。

娘が生まれ、初めての子ということもあって慣れない育児に悪戦苦闘していた私は父の様子がおかしいことに気が付きました。

目の前にあるものを取ろうとしているのに距離感がつかめず、手を伸ばしては掠めてばかりいるのです。

「ものがよく見えてないんだ」

そういった父は眼科へ行きましたが、すぐに大きい病院での紹介状をもらって帰ってきました。

糖尿病と失明

父は糖尿病でした。しかも30代で発覚し、それからさらにドロップアウトして30年近く経っていました。

すぐさま行った病院で言われたのは右目が失明しかけていること、左目もだいぶ網膜症が進んでいることでした。

そこから糖尿病の教育入院、眼科の手術と私の里帰りが平行していたこともあって母は疲弊していました。

なんとか手術は成功しましたが、血糖コントロールのため一日三回の血糖測定に加え、インスリン注射を導入。

内服も開始し、さらに一日四種類くらいの点眼をしなければならなくなりました。

ちなみに右の視野は50%ほど失うこととなり、車の運転はもうできなくなりました。

献身的な母…しかし

母は食事療法で1日塩分6gとタンパク質制限を守るために熱心に勉強し、父を献身的に支えていました。

父は単身赴任であったため、仕事を休職して復帰する赴任先の環境を整えるため母が同行していました。

なんとか単身赴任の任期を終えて、実家に戻り自宅近くの勤務先て働けるようになり、病気との付き合い方が分かってきた矢先。

今度は母が健康診断で引っ掛かりました。

再検査を経て母の乳癌が発覚したのです。

結果的にはリンパ節には転移していなかったのですが、癌が広範囲にあったために右乳房は全切除になりました。

副作用に苦しむ母と父の自業自得

手術後は抗がん剤の投与も開始し、その副作用に苦しんだ母は情緒不安定になり、結婚当初からの恨み辛みを父にぶちまけるようになりました。

私は父の網膜症の診断を聞いたときはやっぱりという印象でした。

糖尿病の合併症も腎機能の低下や網膜症は不可逆で、維持はできても治らないことも今までさんざん伝えており、検査結果も見せるように言いました。

が、明らかに検査結果が悪かったにも関わらず何も対処しなかった父に対する私の思いは「自業自得」でした。

今でもそう思っていますし、恐らくずっとそう思い続けると思います。

仕事や自分の両親との関係でストレスを抱えていたのはわかりますが、30年近く放っておいたことに同情の余地は全くありません。

母に関しては大きなショックを

一方、母の癌に関しては激しく動揺しました。

胸にしこりと言われた時点でもう母の年齢だとほぼ乳癌確定だったので、胸水もあるようだと聴いてステージⅣの緩和ケアまでいっているかもと最悪の事態も考えました。

結局は初期の癌でよかったのですが、抗がん剤の痺れや脱毛に苦しめられる母を見ているとなんとも言えない気持ちになりました。

娘を一時保育に預けて家事を手伝いに行ったりもしましたが、ほぼ何も出来ないことが歯がゆくもありました。

徐々に回復へ

その後父は病状が安定し、目薬と高血圧の内服以外は今はしておらず小康状態です。

母も苦しい時期は脱し、抗がん剤も残すところ投与はあと一回で最近は外出も増え明るくなりました。

父と母が一度に病気になったことで我が家にも激震が走り、一緒に住んでいた弟も苦しい思いをしたようです。

病気により大きく揺さぶられたこと

今は二人で食事にも気をつけながら、今の状態を維持するべく暮らしています。

当たり前だと思っていた生活がひっくり返ること、病気によって、外見も精神的にも人が変わったようになってしまうことに衝撃を受けた体験でした。

また、病気によって周りの家族にも大きな影響を与え、その生活を変え精神的に不安定になることを学びました。

まとめ

また、二人とも孫である私の娘をとても可愛がっており、この子に会ったり服やオモチャを買ってあげることが生き甲斐だと話すのを聴きました。

何かのために健康でいられるという、生き甲斐というものが如何に重要かも改めてわかった体験でした。

ちなみに今度は夫の父が心筋梗塞で治療しなければならず、今度はそちらを支えていきたいと思っています。

管理人より

改めて今の当たり前と思っている生活を、当たり前と思わないこと。

そう思わせる内容でした。

私の周りはまだ大きな病気で周囲が大変になった…という経験はありませんが、自分だけじゃなく周囲も気にかけつつ発信をしていこうと思う次第です。

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