他人事じゃない?うつ病とは誰もがかかる可能性のある病気なのです

誰もが生活をしている中で、憂うつになることは多いかと思います。

それなら、それが病気なのかと言えばそうではありません。

気が落ちたり憂うつになったときは、趣味をしたりしてうっぷんを晴らすことができるからです。

うつ病とは

では誰もがうっぷんを晴らすことができるのかというと、そうではありません。

うつ病は基本的に憂うつな気分が2週間以上続いたり、趣味や関心ごとに全く興味がなくなってしまったらうつ病の可能性がある…と判断をされます。

大きな特徴に睡眠障害があります。なかなか眠ることができずに、いつも寝不足です。

また、倦怠感がずっとあって、どんな栄養ドリンクやドラッグストアで買った薬を飲んでも効果がありません。

頭もスッキリせずに、気持ちがどんよりと落ちた状態になるのです。これらの症状は、実際なった人でないとわからない状態です。

睡眠障害

睡眠障害は、9割以上の人に現れる症状です。睡眠導入剤、いわゆる眠剤を使わなければ眠りにつけないのです。

最近眠りにくいと思っている人は、もしかするとうつ病予備軍かもしれません。

但し、いくら眠りにくいとか夢ばかりみて浅い眠りしかできないという状態も、他の人には目には見えないことなのです。

正直、心療内科や精神科の先生さえも、100%受診に来ている人がうつ病なのかを判断することは難しいのです。

完全に判断できる機械はなく、問診で判断するしかないのが実情です。

精神の病?

うつ病は精神のみの病だと思われがちですが、6割くらいの人たちは体になんらかの異常を訴えています。

ですので内科を受診して精密検査をしても、異常がないと判断されて体の苦痛に耐えるしかない状況になるのです。

そんなときに心療内科や精神科を受診することができれば、その人は本当にラッキーな人です。

ほとんどの人が、内科の病気は疑ってもうつ病だということを考える人は少ないということです。

効果の合うものと相性がある

心療内科や精神科で受診することで初めてその人がうつ病であることがわかり、そのための薬を処方してもらえるとします。

人によってはすぐに効き目がでてきて嘘のように症状が軽くなり、治ったかのようになります。

しかし場合によってはなかなかうつ病の症状が消えず、ずっと薬をとっかえひっかえしながらその人に合う薬が見つかるまで治療をしていくのです。

うつは見えず、完治が難しい

薬が見つかったとしても、それですぐに治るわけではありません。

残念ながらうつ病は完治しない病気と言われていて、再発率がとても高い病気です。初めての人でも6割くらいの人は再発します。

また、何回も再発した人の再発率は8割から9割にも達します。

うつ病は見えない病気です。精神力や気合でなんとかできるものではありません。

うつ病になる仕組み

具体的にうつ病になるシステムは解明されています。脳内のセロトニンという物質が不足するのです。

判っていても、何十種類もの薬があっても、完全に治すことが無理な病気なのです。

もっと簡単にいえば高血圧の人が、毎日血圧を下げる薬を飲むのと同じようにうつ病の人は毎日気分が高揚するための薬を飲んでいるのです。

うつ病は病気です。けれども完治はありません。ずっと一生付き合う病気です。わかりづらいのは、ある期間よくなったように見えるときがあるということです。

いかにも治ったかのような感覚です。しかし、波のある病気なのです。

波のある病気

うつ病は一日の中でも調子の良い時間帯と悪い時間帯とが存在します。

これを日内変動といいます。大概の人が朝は調子が悪く、時間が経つにつれて調子がよくなっていき、夜になると元気になることが多いです。

うつ病は一言でこれとはいいづらいのです。ですから、なった人でないとわかりませんし、本人は相当つらいのです。

人によっては自傷行為を行ったり、自殺未遂をしたりするような重症な人もいるのです。しかしこれさえも、理解してもらいにくい症状です。

うつ病を理解できる人とは、うつ病になった人にしか理解しづらい領域なのです。

うつ病を知り、疑わしきはすぐ受診を

ですから、ちょっとでもあなた自身の調子がおかしいという状態が2週間以上続いたらうつ病だと思ってください。

早く発見されればそれだけ治りやすく、再発しにくい病気でもあるからです。しかし、完全に治るのかというとなんとも言えません。

うつ病にかかった人が、自己管理するしかないのです。うつ病が治ったように見える状態を完治とは言わず寛解といいます。

これは良くはなっているけれども、治っているわけではなく状態が安定しているということを表す言葉なのです。

うつ病は本人にもわかりづらく、それ以上に他人にはもっとわからないつらい病気なのです。

まとめ

この病気は誰しもがかかる病気でもあります。ちょっとおかしいと思ったら早めに受診してみてください。

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