科学的に効果アリ?!ストレス社会を乗り切る技術、瞑想の効果・効能

瞑想といえば、お寺で座禅を組んで目を薄く開き背中をピシャリ…

というイメージを持たれるかもしれません。

しかし瞑想はお坊さんの修行だけではなく、科学的に沢山のメリットがあることがわかっています。

今回はそんな瞑想の科学的な効果と、今日から簡単にできる瞑想法について紹介します。

集中力が上がる

毎日修行に励む仏教僧の脳波を測定した研究によれば、仏教僧は一般人に比べガンマ波と呼ばれる脳波が強く測定されています。

ガンマ波は人間の脳が特定の事柄に集中しているときに発生すると考えられており、これが瞑想の効果についての科学的な根拠の一つになっています。

驚くべきことに、仏教僧たちの脳からは瞑想を行っていない時でもガンマ波が観測されました。

これは瞑想が継続的に人間の脳の働き方を改善したことを示唆しています。

自律神経の働きが改善する

別の研究によれば、瞑想は自律神経の働きを改善させることがわかっています。

自律神経は身体の全般的な働きをコントロールする神経で、大きく分けて身体機能のアクセルである交感神経と、ブレーキである副交感神経に分けられます。

ストレスの多い現代社会では交感神経が優位になりすぎていると考えられており、これが肩こりや胃痛などの体の不調を引き起こしたり。

不眠やイライラ等の困った症状の一因となっています。

また、近年の研究では瞑想を行うことで副交感神経が優位になりやすい状態を作り出すことができると考えられております。

その結果として例えば基礎体温の上昇、免疫機能の増進、身体の緊張状態の改善、ストレスの軽減などが期待できます。

『マインドフルネス瞑想』

瞑想は宗教的な修行だという印象が強いですが、現代ではその科学的な意義が注目され続けています。

そして瞑想の核心は「今現在の自分と自分を取り巻く周囲」への集中と没入であると解釈されています。

瞑想ではよく「邪念を祓い心を空にする」と言いますが、これは「現在の自分の体の感覚に集中する」ということに他なりません。

この概念を現代風に焼き直したものが「マインドフルネス瞑想」です。

この瞑想が仏教僧たちが行う瞑想と完全に同じ効果をもたらすかどうかについては科学的な検証が待たれるところですが、一定の支持を得ていることは間違いありません。

マインドフルネス瞑想のやり方

  1. 座って(或いは寝て)リラックスした姿勢を取る。背骨が真っ直ぐになるようにする。
  2. ゆっくりと深呼吸呼吸をして息を整える。
  3. 目を閉じて鼻呼吸をしながら呼吸に意識を向け、自分の体を空気が出入りする様子をイメージする。
  4. いま自分が考えていることをそのまま受け入れ、あれこれ解釈せずただ眺める(受動的集中)。そうして徐々に現在の自分の体の感覚にフォーカスしていく。
  5. 数分〜数十分経過したら、ゆっくりと呼吸して目を開ける。

『自律訓練法』

マインドフルネス瞑想に似た手法に、自律訓練法と呼ばれるものがあります。

これは心療内科等で広く用いられているストレスケアの手法の一つで、こちらも自律神経の働きを正常化するものです。

自律訓練法は自分自身に催眠をかける「自己催眠」を応用した手法で、数十年前から用いられています。

若干複雑なので手順は割愛しますが、マインドフルネス瞑想はこの自律訓練法よりも簡単に自律神経の働きを改善させることができるという研究もあります。

まとめ

ストレス社会に生きる私達も、今日からできるマインドフルネス瞑想で少しだけ楽に生きてみませんか?

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