GI値って?誰でも起こりうる血糖値トラブルを防ぐ味方~低GI食品

血糖値のトラブルって案外気付きにくいもの。

ここではそんな血糖値に関わる部分、GI値を覚えて日々の生活に役立ててもらいたいと思いまとめました。

GI値ってなんですか?

「GI値」とは、正式には「グリセミック指数 (glycemic index)」といい、【食後に上昇する血糖値の度合いを示した指標のこと】なんです。

ところで、この「血糖値」。よく聞く言葉ですが、みなさん正しく理解できていますか?

血糖値とは?

血糖値とは、血液内のブドウ糖(別名グルコース)の濃度のことです。

健康な人の場合、空腹時の血糖値はおおよそ80-100 mg/dL程度であり、食後は若干高くなります。

食事で摂った炭水化物などの栄養素が消化・細かく分解されたあと、腸から吸収されて体中のエネルギーとして血液に乗って運ばれるからです。

血液に乗って運ばれるブドウ糖を、体内に取り込む役目をするのが、「インスリン」。

食後に血糖値が上昇すると、すい臓から「インスリン」が分泌されます。

このインスリンの働きによって臓器は血液内のブドウ糖、つまり血糖をとり込んでエネルギーとして利用したり、蓄えたり、さらにタンパク質の合成や細胞の増殖を促したりするのです。

こうして食後に増加した血糖はインスリンによって速やかに処理され、一定量に保たれた食後1~2時間をピークに減っていきます。

血糖値にまつわる病気

このインスリンがうまく分泌されなかったり、分泌されていてもうまく働かなかった場合。

もしくはその両方が起こってしまうと、血糖値が高いままの状態が続くことになります。

高血糖が長期間続くと全身の血管がダメージを受け続け、様々な合併症を引き起こす原因になります。

これが「糖尿病」です。

低血糖症

また、「低血糖症」という病気もあります。これは血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持することができない病気です。

これには

①食後に血糖値が急激に上がって空腹時を下回るまで急激に下がったり

②ずっと低い値で推移したり

③乱高下を繰り返したり

という3つの典型的なパターンがあります。

甘いものや炭水化物など糖質を多く取る食生活をしている人は、インスリンを分泌するすい臓が疲弊しインスリン分泌のエラーが起きやすくなっています。

低血糖の症状

誰でもその低血糖症になる可能性があります。

低血糖になると

空腹感、あくび、悪心、発汗、動悸、手指の震え、熱感、不安感、悪寒、集中困難、脱力感、眠気、めまい、疲労感、ものがぼやけて見える、意識障害、異常行動、けいれん、昏睡などの症状が現れます。

食後に「耐えられないほどの眠気に襲われたり、頭が働かなくなる」ということに心当たりがある人は、もしかしたらこの低血糖症を起こしているかもしれません。

低GI値の食品のメリット

ブドウ糖自体は脳の唯一のエネルギー源であり、体中に必要なものなのですがむやみに摂取すると病気につながってしまう…。とり方には工夫が必要なんですね。

そこで、「低GI値食品」です!

GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにし、体への負担が少ないものとなっております。

この値は食品ごとに設けられているので、上手に取り入れて健康を維持していきたいですね。

具体的には、だいたい70以上が高いとされ、60以下の食品を選ぶと よいとされています。

低GI値食品の紹介

では、低GI値の食品にはどのようなものがあるのでしょうか?一例を紹介します。

まず、肉類や魚介類、野菜は比較的低いです。しかし、たんぱく質の取り過ぎも健康にはよくないので、バランスが大事になります。

また、白米より玄米、ラーメンよりパスタ、ジャガイモよりサツマイモが低くなっています。

他にも、おやつでいうと以下の通りです。

  • カシューナッツGI値 34
  • クリームチーズGI値 33
  • カッテージチーズGI値 32
  • アーモンドGI値 30
  • マカダミアンナッツGI値 27
  • プレーンヨーグルトGI値 25
  • ピスタチオGI値 18
  • くるみGI値 18

このように、ナッツ類が優秀なことが分かります。

ただし市販のナッツ類は塩分が多く含まれがちなので、素焼きのものなど塩分量に気をつけて選ぶ必要があります。

まとめ

誰にでも起こりうる血糖値のトラブル。これを予防するために上手に取り入れたいのが、「低GI値食品」なのです。

「低GI値食品」を味方につけ、健康な体を維持していきましょう。

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村